【ミドルタワー推奨】ゲーミングPCのサイズを初心者向けに解説！

この記事で分かること

• ゲーミングPCのサイズの種類について
• 「フルタワー」「ミドルタワー」「ミニタワー」の特徴
• サイズの選び方

ゲーミングPCを買いたいけど、大きさはどう選べばいいの？という方はいると思います。「コンパクトサイズでもいいの？」と疑問に感じる人もいるでしょう。

ゲーミングPCのサイズは3種類あり、それぞれに違う特徴があります。
実は大きさと見た目だけでなく、冷却性能や静音性、拡張性といった部分に影響があります。

この記事では初心者向けにゲーミングPCのサイズを解説します。

ゲーミングPCの大きさ

ゲーミングPCは製品によってサイズは様々です。

ゲーミングPCのサイズに明確な定義はありません。
販売店やメーカーで、サイズと定義が異なります。

だいたいのサイズ感で「○○タワー」と大きさを表現しています。

サイズの種類

ゲーミングPCで使われるサイズは3種類あります。

• フルタワー（大）：大きいサイズで高性能PCに使われる。
• ミドルタワー（中）：一般的なゲーミングPCのサイズ。
• ミニタワー（小）：コンパクトだが性能面のデメリットがあり注意。

PC自体は他にも、スリム、キューブ、小型などのサイズがあります。
しかし、これらはグラフィックボードが搭載できず、排熱性能が悪いのでゲーミングPCには向きません。

ゲーミングPCは性能が上がるほどサイズが大きくなる傾向にあります。
スペックの高いゲーミングPCはフルタワー型が多くなっています。

一般的に人気なのはミドルタワーのサイズで、
バランスの取れた性能と大きさにまとまっています。

ミニタワーはコンパクトで置きやすいですが、
一部パーツが使用不可だったり発熱しやすいので注意が必要です。

ゲーミングPCのサイズを比較

では、どのサイズを選ぶのが良いのでしょうか？

「フルタワー」「ミドルタワー」「ミニタワー」それぞれのサイズです。

サイズによって特徴が違うので、詳しく解説していきます。

フルタワー

出典：マウスコンピューター

フルタワーの特徴

• 拡張性が高い
• 圧倒的な冷却性能
• 大型グラフィックボードも搭載可能
• サイズが大きい
• 価格が若干高い

高さ：50～65cm
幅　：25～30cm
奥行：50～65cm

性能面は最強でハイスペックPCに多く使われています。
文句のない性能と引き換えにサイズが大きいです。

50cm以上の高さがあり、置くスペースは広く必要でしょう。
また、重量も相当あるので1度置いてしまうと移動させづらいのがデメリット。

拡張性が高い

フルタワー型は拡張スロットが多く用意されているので、後からでも用途に応じて対応できる柔軟性があります。

グラフィックボード、メモリ、冷却ファンなどが増設可能で、
性能を上げたりパーツの交換をしていくことが出来ます。

追加SSDを搭載できるので、ありがちなストレージ不足にも対応できます。
ゲームや映像データの容量には困らなくなるでしょう。

冷却性能

大きいケースになると、複数の冷却ファン・大型ファン・水冷クーラーといった性能が高い冷却装置を取り付けられます。

また、サイズが大きいPCほど熱がこもりにくく、熱の排出もスムーズになります。

排熱の重要性
発熱してしまうとゲーム速度の低下やフリーズが発生してしまいます。冷却ファンがフルに稼働し始めて音がうるさくなります。
さらに、高温の状態が続くとパーツが劣化しやすくPCの寿命は短くなってしまいます。
そのため、ゲーミングPCの排熱環境は大切です。

フルタワー向きな人

• ハイスペックPCが欲しい
• ゲーム環境優先な人
• 将来性を考えたい
• 拡張性を活かしたい
• 動画編集なども行う予定

フルタワーはゲーム環境が最優先な人向きです。
排熱性能と拡張性があることから、長く使っていきたい人にもオススメです。

ミドルタワー

出典：ARK

ミドルタワーの特徴

• 標準的なサイズ
• 安定した冷却性能
• 拡張性も十分ある

高さ：40～50cm
幅　：20～25cm
奥行：40～50cm

ミドルタワーは標準的なゲーミングPCのサイズになります。
冷却性能＆拡張性とサイズのバランスが良く、一番オススメの大きさです。

人気サイズなので、商品ラインナップが豊富で好みの見た目が探しやすいのも利点。
多くのゲーミングはこのサイズであり、特に記載がない場合ミドルタワーです。

ミドルタワー向きの人

• ゲーミングPC初心者
• 標準的な環境にしたい
• 性能を下げたくない

ゲームに適した性能なので、本当に置く場所に困っていない限りミドルタワーにしましょう。

ミニタワー

出典：マウスコンピューター

ミニタワーの特徴

• コンパクトで置きやすい
• 軽くて移動させやすい
• 価格が安め
• 拡張性に乏しい
• 排熱がきつい可能性大
• 一部パーツは搭載できない

高さ：35～45cm
幅　：15～20cm
奥行：40～45cm

ミニタワーはサイズが小さいゲーミングPCです。
モニター後ろやデスクの上など、色んな場所に置けます。LEDライト等でデザイン性に優れた製品もあり、インテリアとしても活用できるでしょう。

しかし、ミニタワーは性能で考えるときついです。
一部大型パーツは搭載できず、冷却性能と拡張性は期待できません。

排熱性能と拡張性

ミニタワーの内部は密度が高く、排熱が上手にできないです。
ですが、冷却ファンを追加しようにも大型の冷却ファンは入らないパターンが多いです。

拡張性の面で見てもミニタワーは難しい状況になります。
増設やパーツ交換は限られているので、アップグレードしてPCを使っていくことは厳しいでしょう。
将来的にストレージ容量不足に悩まされるかもしれません。

ミニタワー向きの人

• 限られたスペースに置きたい
• 性能は妥協しても大丈夫
• パーツの拡張（増設）をする予定はない

ゲーミングPCを省スペース重視で購入したい方にオススメです。

性能は若干下がることが考えられるので、
優れたゲーム環境が欲しい方は避けましょう。

ゲーミングPCのサイズ選び方

ゲーミングPCのサイズの選び方を紹介します。

• 設置スペースを確認
• 用途を考えよう
• 拡張性をどうするか？

サイズの選び方は3つあるので、自分に適したサイズを選びましょう。

設置スペースを確認

部屋にどのサイズでゲーミングPCを置けるのか確認しましょう。
特に高さと奥行は要チェックです。

推奨の置き場所

• 風通しのいい場所
• デスク上
• PCスタンド

熱を逃がすために、狭い場所にぴったり置くのは避けるべきです。

約10cmスペースに余裕があるのが理想ですね

避けたい置き場所

• 直射日光が当たる
• 湿気が多い場所
• 床置き

大きいサイズだと床置きになる人も多いと思います。
しかし、床はホコリが溜まりやすいので排熱環境的には推奨できません。

床置きにする場合は、通気口付近が塞がらないようにして、PCの掃除の頻度を増やしましょう。

用途を考える

ゲーミングPCをどんな用途で使用するかでサイズは変わります。

ゲームを快適にやりたい人ほど大きめのゲーミングPCがおすすめです！

拡張性をどうするか？

ゲーミングPCに拡張性を求めるかでサイズは変わります。
将来的にパーツ交換、ストレージ拡張、メモリ増設などをしたい場合は拡張性のあるミドル以上でサイズを選びましょう。

ミニタワーだと拡張性は厳しいので、
パーツの寿命が来たらPCの買い替えが前提になります。

初心者はミドルタワーがおすすめ

ゲーミングPCのサイズで迷ったらミドルタワーにしましょう。
大きすぎないサイズ感と性能のバランスが取れています。

• やっぱり拡張したくなっても対応できる
• 安定の冷却性能
• 高性能なパーツ構成も可能

ミドルタワーはどんな人でも満足できる万能なサイズです。

フルタワー程ではありませんが、十分な取り扱いの自由度があり、高性能なパーツ構成も可能です。価格はフルタワーより安いのでコスパにも優れます。

いざゲーミングPCを使い始めて慣れると、拡張したくなる可能性があります。
ミドルタワーなら必要な拡張性は備わっているので対応できます。

まとめ

ゲーミングPCのサイズは主に3種類あります。

• フルタワー：大きいサイズで冷却性能と排熱環境に優れている
• ミドルタワー：一般的なサイズでバランスが良く、初心者にオススメ。
• ミニタワー：小さめのサイズで置き場所には困らないが、性能には注意が必要。

大きいサイズほど性能が良く、ゲーム環境が快適になります。
置き場所をある程度確保できるなら、ミドルタワー以上にしましょう。

ゲーミングPC選びに困っていませんか？

CPU、グラフィック、メモリ、ストレージなど、
注意すべきことが多く、難しいと感じる人もいるでしょう。

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