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【スリープを活用】ゲーミングPCのシャットダウン頻度は少なめに!

2024年11月10日

この記事で分かること

  • PCの電源の落とし方は3種類
  • シャットダウンとスリープの特徴
  • シャットダウン頻度は少ない方が良い理由

ゲーミングPCを長く愛用したいと思っているユーザーは多くいるでしょう。
電源の落とし方1つとっても、PCを長持ちさせるためには重要なことです。

毎回シャットダウンするとPCへの負荷が大きく、
寿命を短くしているかもしれません。

スリープとシャットダウンの特徴を理解して、
上手に使い分け出来ればPCを長持ちさせられるでしょう。

この記事では、ゲーミングPCのシャットダウンはしない方がいい理由を解説します。

ゲーミングPCの電源の落とし方について

PCの電源の落とし方について

まずはゲーミングPCの電源の落とし方について確認しましょう。
電源の落とし方は3種類あります。

  • シャットダウン
  • スリープ
  • 休止状態

それぞれ特徴の違いがあります。
状況に応じて使い分けると、便利な上にPCの負担も少なく済みます。

シャットダウン

シャットダウンはPCの電源を完全に切ることです。
それまで動作していたアプリを全て終了させます。

メリット

  • メモリ、キャッシュをリセット
  • アップデートできる
  • 消費電力ゼロ
  • 電源オフ中はパーツの劣化が無い

長時間ゲームや作業していると、メモリにはデータが蓄積されていきます。
そのためPCの処理が重くなり、もっさりとした動作になってしまいます。

PCをシャットダウンすると、
メモリに入っているキャッシュや一時ファイル等がリセットされます
不具合解消やパフォーマンス低下に効果的です。

シャットダウン中は一切PCは稼働しないので、パーツ消耗がありません。
電気代も一切掛からなくなるので、
長時間PCを使わない時はメリットが大きいでしょう。

デメリット

  • PCの起動が遅い
  • 起動時のPCへの負担が大きい
  • アプリを再度立ち上げる必要あり
  • 強制アップデートに入る可能性

PCを1から起動するので起動時間が遅いです。
起動からアプリやゲームを再度立ち上げ、
シャットダウン前の状況まで戻るのに数分はかかってしまいます。

PCは起動時とシャットダウン時に負荷がかかります。
頻繁なシャットダウンはダブルでPCにダメージを与えていることになります。

特に電源ユニットへの消耗が激しいです。

スリープ

スリープは最低限の電力消費にとどめて一時停止する機能です。
マウスやキーボードを操作するとスリープが解除されます。

シャットダウンより高速に復帰できます。

メリット

  • 即復帰できる
  • 作業状況を維持
  • 電力の消費が小さい
  • 起動時の負荷が小さい

スリープ中はメモリ内にデータを保持しています。
中断した作業状態をそのままに、即復帰することが可能。
ほんの数秒でPCが立ち上がるので、ストレスなく再開できるでしょう。

スリープ中は電源はオンなので、起動時の負荷を避けられます

また、スリープ中は最小限の電力しか消費しません。
電源を付けたままだと電気代が掛かるので、
短時間の離席にスリープを活用すれば、最低限の電気代で済みます

ノートPCの場合はバッテリーの消耗も抑えられます。

頻繁にゲーミングPCを使うならスリープが向いていると思います。

デメリット

  • 電源はオフではない
  • 電力は消費している
  • 不具合が解消されない
  • アップデート出来ない

電源はオフにしていないので、長時間スリープしていると電力は消費し続けます。

不具合や一時的なエラーがあった場合、
そのままメモリに蓄積されることもあります。

windowsやアプリのアップデートは再起動やシャットダウンが必要な事が多く、
スリープだけで使用していると更新が遅れてしまいます。

重要なアップデートが遅れると、システム不具合やセキュリティが弱くなる可能性が高いです。

定期的なシャットダウンは必要そうですね。

休止状態

PCの電源を落とす方法はもう一つあります。
休止状態は動作していたアプリをSSD(HDD)に保存し、電源をオフにする機能です。
(元々はノートPCの為に設計された機能)

シャットダウンとスリープと違い、
休止状態を使うにはPCの設定変更が必要です。

休止状態の特徴

  • 休止前の状況から再開できる(スリープと同様)
  • 休止中に何かあってもデータが残る
  • スリープよりは起動に時間がかかる

スリープよりは長い時間使わないが、
シャットダウンを使うほどには間隔が空かない場合にオススメです。

休止状態の設定方法
1. PCのタスクバー「検索」で”コントロールパネル”と入力
2. システムとセキュリティをクリック
3. 電源オプションをクリック
4. 「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
5. シャットダウンの項目から「休止状態」に変更する

シャットダウンとスリープを使い分けよう

シャットダウンとスリープを使い分けよう

前述で解説した通り、
シャットダウンを頻繁に使用しているとPCへの負荷が大きくなります。

状況に応じてシャットダウンとスリープを使い分けましょう。

使い分けの基準

30分~2時間スリープ
数時間スリープ or シャットダウン
10時間以上シャットダウン
数日~1週間以上シャットダウン + コンセント抜くと安心

ゲーミングPCを頻繁に使っているなら基本的にスリープでOKです。

2時間未満で再開するならスリープにしよう

1、2時間といった多少の時間空く時はスリープしましょう。
すぐ復帰するのにシャットダウンすると負荷がきついです。

定期的にシャットダウンしよう

スリープはすぐに起動できるので便利です。
しかし、長い期間スリープ機能だけで使用していると、ゲーミングPCの動作が不安定になります。

少なくとも1週間から10日に1回はシャットダウンしておきましょう。

シャットダウンのおすすめタイミング

シャットダウンのおすすめタイミング

シャットダウンに適したタイミングの一例を紹介します。
使用しない時間が長いタイミングを狙いましょう。

睡眠中

睡眠中の6~8時間は全くゲーミングPCを動かさないと思います。
スリープしてもメリットが薄いのでシャットダウンしましょう。

半日以上使わないタイミング

「外出して丸一日PCを使用しない」
「仕事で夜までは使用しない」
半日以上離れるならシャットダウンしても問題ありません。

旅行や出張など、数日間ゲーミングPCを使用しない時は
確実にシャットダウンしておきたいですね。

アップデート時

大型のアップデートや重要なOS更新の時はシャットダウンしましょう。
スリープではアップデートに移れません。

早急にPCの熱を冷ましたい時

長時間のゲームや負荷の大きいゲームは発熱しやすいです。
熱はPCの寿命を短くする原因になります。

シャットダウンは発熱してしまったPCの冷却が早いので、
熱を即座に下げたい時に有効です。

シャットダウン・スリープのよくある疑問

シャットダウン・スリープのよくある疑問

つけっぱなしはあり?

A 数分程度の離脱ならつけっぱなしで大丈夫です。

つけっぱなしは、そのまま再開できるので時間効率は圧倒的

ただし、PCの負荷が大きい状況でつけっぱなしは避けましょう。
負荷状況での放置はオーバーヒートする可能性があります。

スリープだけでも大丈夫?

A 問題ありません。

相当長い期間スリープのみだと、メモリにキャッシュや不具合が蓄積する可能性があります。
定期的なシャットダウンをしてPCをリフレッシュしましょう。

ゲーム中でもスリープして大丈夫?

A 基本は問題なし。ゲームによる部分もある

ゲームはスリープ復帰後でも状況を維持します。
一部のオンラインゲームはセッションが切れるので、
ゲームの再起動やネットへの再接続が必要になる可能性はあります。

念のため、スリープ前はセーブしておきましょう。

スリープ中の電力は?

A 1時間あたり3~5W(環境による)

1日で考えると数円ですが、
数日間PCを使わないならシャットダウンした方が節約できます。

USB給電が可能な状態だと、更に電力を使う可能性はあります。

まとめ

ゲーミングPCは起動時とシャットダウン時に負荷がかかるので、
シャットダウン頻度は少なくした方がいいです。

スリープは負荷が小さく、起動時間が早いのでオススメです。

普段はスリープ機能を使い、
定期的なシャットダウンでPCをリセットしましょう。

「現在のゲーミング環境に満足していますか?」

ゲーム映像の滑らかさや綺麗さは最終的にはモニターで決まります。
そのため、ゲーミングPCやゲーム機を最大限楽しむには性能の良いモニターが必要です。

モニターは種類が多く、良い商品に巡り合えるか分かりません。
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フレームは7色から選択できます

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27インチのゲーミングモニター

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160Hzによる滑らかな映像と、
応答速度は0.5msで残像感を極限まで軽減。

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