PRを含みます

【選び方】ゲーミングPC電源ユニットの目安《500~700W》

2024年11月28日

この記事で分かること

  • ゲーミングPCの電源ユニットの目安
  • 各パーツの消費電力
  • 選び方のポイント

「何ワットがいいの?」「消費電力ぴったりでいい?」
ゲーミングPC選びで地味に迷うのが電源ユニットです。

グラフィックボードやCPUなど、全てのパーツの安定した動作には電源が重要です。容量を間違えて購入するとゲーム中に落ちたりする可能性があります。

しかし、どれくらいの電源容量がいいのでしょうか?

この記事ではゲーミングPCの電源ユニットの目安を解説しながら、
オススメの容量、各パーツの消費電力、選び方のポイントまで紹介します。

電源ユニットが重要な理由

ゲーミングPCの電源ユニットは、コンセントからの交流電力をPCが使える直流電力にして、各パーツに電力を供給する役割があります。

電源が不足して十分な電力が送れないと、
ゲームで負荷が掛かった時にフリーズや急なシャットダウン、パーツ寿命が短くなる、異常な負荷でPCが壊れる可能性もあります。

そのため、適した容量を選ぶことは、ゲーミングPCを使う上で重要です。

ゲーミングPCの電源ユニットの選び方

ゲーミングPCの電源ユニットの目安

ゲーミングPCの電源ユニットはどのくらいの容量がいいのでしょうか?
ここでは目安になる容量を紹介します。

電源容量の目安

  • エントリーモデル・軽いゲーム: 約500W
  • ミドルスペックPC・一般的なPCゲーム: 500W~700W
  • ハイスペックPC・重めなゲーム: 600W~800W
  • 最新のパーツ構成・最高の環境を求める: 1000W

一般的に選ばれるゲーミングPCで考えるなら500W~700Wがオススメです。

参考:各パーツごとの消費電力

ゲーミングPCの各パーツの消費電力を紹介します。
目安として参考にしてください。

CPU

Core i3/Ryzen 350~100W
Core i5、7/Ryzen5、770~130W
Core i9/Ryzen 9100~200W

CPUは100W前後の電力がかかります。
高性能CPUや、ゲームで負荷の掛かる状況では150W近くになります。

グラフィックボード(GPU)

グラフィックボードは電力消費の中心になります。
性能によって消費電力に大きな差があります。

RTX4060/RX 6600 XT200W
RTX4070/RX 6900 XT300W
RTX4090/RX 7900 XTX400W

ピーク時は上記よりも100W以上高くなるので注意が必要です。

高性能グラフィックボードになるほど、瞬間的に必要な電源が多くなります。

その他のパーツ

マザーボード40~100W
メモリ10W
SSD5W
CPUクーラー10W
冷却ファン5W(1つあたり)
ライト(LED)10~20W

すべて合わせて80W程度になります。
冷却ファンの数を増やしたり、メモリやSSDを増設すると消費電力は増えていきます。

ゲーミングPCの消費電力の例

一般的なパーツ構成

CPU:Intel Core i5・GPU:RTX4060

  • 消費電力 → 300~400W
    • CPU:100W
      GPU:200W
      その他パーツ:80W
  • 推奨電力 → 500~700W

一般的に使われるゲーミングPCは消費電力が300~400Wです。
電源容量は余裕をもって購入するべきなので、推奨は500~700Wになります。

ハイスペック構成

CPU:Intel Core i7・GPU:RTX5080

  • 消費電力 → 約600W
    • CPU:130W
      GPU:350W
      その他パーツ:90W
  • 推奨電力 → 700~850W

ハイスペック構成になると600W以上は電力を消費します。
グラフィックボード等をアップグレードする予定があるなら1000W以上の電源も考慮しましょう。

電源選びのポイント

電源選びのポイント

消費電力から1.5~2倍の電源容量が良い

ゲーミングPCが消費する電力から1.5~2倍の容量で選びましょう。
(電源ユニットは50%の負荷が丁度いいとされています。)

容量が多いのが良い理由

  • 変換効率が最も高い
  • 発熱対策になる
  • 電源ユニットの寿命が延びる

ゲームで負荷の大きい状況になると、瞬間的にとても大きな電力を使うことがあるため、容量には余裕をもって購入した方がいいです。

80PLUS認証

電源ユニットがコンセントからの電力を変換する際、すべての電力は変換できません。
電力が変換されている割合を示すのが変換効率で、効率が良いほど無駄な電力がなくなります。

変換効率の指標として「80PLUS認証」というものがあります。
6つのグレードに分かれており、1つの基準として見ることが出来ます。

80PLUS認証のグレード

  • スタンダード
  • ブロンズ
  • シルバー
  • ゴールド
  • プラチナ
  • チタニウム

スタンダードから始まり、チタニウムが最も効率が良いです。
グレードが高いほど価格も高くなるので、コストと性能を見ながら適切なものを選びましょう。

おすすめは「ゴールド」のグレードです。
90%近くの効率があり、電力の無駄が少なく済みます。

将来的にアップグレードするかを考えよう

ゲーミングPCのパーツを交換したり増設する場合、現在の消費電力よりも多くの電源が必要になります。

そのため、将来的にアップグレードするなら推奨されるよりも大きい容量にしましょう。

まとめ

ゲーミングPCの電源容量は500W~700Wがオススメです。
ハイスペックPCを購入する場合や、将来的にアップグレードするならもっと多い方がいいでしょう。

電源ユニットを選ぶ際、W数だけではなく80PLUS認証のグレードに注目しましょう。
電気代が抑えられ、寿命も長くなりやすいです。

消費電力の1.5倍から2倍くらいの余裕がある電源容量がオススメです。

ゲーミングPC選びに困っていませんか?

CPU、グラフィック、メモリ、ストレージなど、
注意すべきことが多く、難しいと感じる人もいるでしょう。

また、PCゲームを快適にプレイするには
周辺機器も考える必要があり大変ですよね。

マウスコンピューターの「スターターセット」は、

PCゲームに必要な機器が揃った初心者向けのセット商品です。

PC、モニター、マウス、マウスパッド、
キーボード、ヘッドセット、コントローラー
7点セットで、すぐにゲームを始められます。

3年保証24時間電話サポートがあり、初心者でも安心して利用できます。

マウスコンピューター「スターターセット」の購入はこちら

-電源ユニット