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【失敗しない選び方】ゲーミングPCの最低スペックについて考える

2024年11月8日

ゲーミングPCは欲しいけど、
あまり多くは予算を出したくない方もいるでしょう。

価格が安くなると、必然的にゲーミングPCの性能は低くなりますが、
どの性能がいいのか戸惑ってしまうと思います。

1つの性能の指標となるのは「最低スペック」です。
最低スペックを満たしていればPCゲームは動作します。

この記事ではゲーミングPCの最低スペックについて解説します。
最適なゲーミングPCを見つける参考にしてみてください。

ゲーミングPCの最低スペックとは?

ゲーミングPCの最低スペックは?

最低スペックはゲームが普通に動作するための、
最低限のスペックを備えているPCのことです。

PCを構成するCPU、グラフィックボード、メモリ、ストレージ等といった各パーツ性能がそこまで高くありません。

高品質なゲーム環境は実現しないものの、
予算を抑えて購入できるメリットがあります。

ただし、性能が足りず映像がカクカクしてしまうゲームもあるので、
遊びたいゲームの最低スペックは満たすPCを選びましょう。

ゲームによって最低スペックは異なる

厄介なことに、PCゲームのタイトル別で必要スペックは異なります。
あるゲームでは余裕でスペック越えしているのに、
他のゲームでは全く動作しないことが多く発生します。

そのため最低スペックPCの購入は、
ミドルスペック(一般的な性能)やハイスペックよりも慎重に選ぶ必要があります。

下調べが重要になりますね。

最低スペックのゲーミングPCの価格は?

約10~15万円

最低スペックのゲーミングPCは約10~15万円になります。
パーツ構成によっては10万円以下もあります。

ゲーミングPCの相場は約20万円なので、
半分程度の予算で購入できるでしょう。

最低スペックのメリット

最低スペックは費用的な面でのメリットが大きいです。
PC自体も安く買え、その後の継続コストも少なく済みます。

安く買える!

スペックの低いゲーミングPCは価格が安いです。

人気のゲーミングPCは20万円近くになるので、
そこまで用意できない、払いたくない方もいると思います。

せっかく高いお金を払っても、
PCゲーム自体が肌に合わない場合もあるかもしれません。

最低スペックは、ゲーミングPCがどんなものか試すにはもってこいです。

長く使用しなくても元は取れると思います。

電気代が安い

最低スペックPCは必要になる電力が少なくなります。
そのため、電気代が安く済むメリットがあります。

ゲーミングPCは性能が良くなるほど電気代が高くなります。
約400Wほどの電力を消費します。(普通のPCは100W前後)
ハイスペックPCは電気代がひと月で約3,000円に上ることもあります。

継続的なコストは、意外と生活費を圧迫しそうですね。

最低スペックのデメリット

最低スペックを選ぶデメリットも知っておきましょう。
ゲーム環境としては質が悪くなりやすいので、デメリットが大きい可能性大。

快適性に欠ける

最低スペックはPCゲームの推奨されるスペックからは下回ります。
そのため、ゲームによっては以下のことが発生します。

  • フレームレートが低くなる
  • ロードが長い
  • ゲームが落ちる(フリーズする)
  • ラグの発生

フレームレート(fps値)が低いと映像がカクカクするようになります。
動きが遅くなったり、ラグが発生します。

スペックが低いとPCの処理速度が遅くなるため、
ゲームの起動時間やロード時間が長くなってストレスになります。

必要なスペックが高いゲームや負荷が大きい場面では、
フリーズゲームが落ちる可能性が高いでしょう。

最新ゲームは難しい

最新のPCゲームはクオリティが高くなっている分、
必要とされるPCスペックも高くなっています。

今後発売されていく最新のゲームは、
基本的には性能不足で、快適性はないです。

最新ゲームは出来ないと思った方がよさそうです。

最低スペックを考える

ゲーミングPCの最低スペックは、どの程度の性能が良いのでしょうか?

ゲーム環境を左右するPCパーツはいくつかありますが、
最低限必要な環境を考えるなら3つだけは押さえましょう。
CPU・グラフィック・メモリです。

CPU

CPUは人間というと脳にあたる重要なパーツです。
ゲームの処理速度に直結するため、最低スペックでも妥協せずに選びたい。

「Intel Core i5」「Ryzen 5」以上であれば、最低限のCPU性能は満たします。

CPU性能は、世代も関係するのでチェックしておきましょう。

CPUは、「Intel core i5-8400」のように表示されています。
8400の前半部分の数字8が世代で、400は型番になります。
この世代の数字が大きいほど新しい世代になり性能が高いです。

最低スペックPCのCPUは、「Core i5」または「Ryzen5」の世代が新しいもので選びましょう。

グラフィック

ゲームの映像処理を行うパーツ。
PCゲームの快適性はここで決まる」と言ってもいいくらい重要な部分です。

最低スペックをグラフィックボードで考えると
「GeForce GTX 1660 Super」「Radeon RX 5700」になります。

グラフィックボードは性能に余裕を持った方がいいので、
GeForce RTX 3060」などもオススメです。

メモリ

メモリはデータ保存を行う場所です。
ゲーム中のデータやグラフィックを保存し、容量が大きいほど高速でデータをやり取りできます。

最低スペックで考えると8GB16GBになります。
(一般的に使われる容量は16GB)

8GBは最低ラインです。
デメリットが多く、8GBだと足りないゲームも多いのが現状です。
16GBのほうがオススメです。

メモリ8GBで難しいこと

  • ゲーム以外のアプリやソフトを同時に使う
  • Discodの使用
  • 最新のアクションやオープンワールド系のゲーム

ストレージ

ストレージはSSDとHDDの2種類がありますが、SSDが必須になります。
HDDは読み込み速度が遅いのでゲームに適していません。

ただし、新品で購入するゲーミングPCは基本的にSSDになっているので、
容量だけを考えれば大丈夫です。

目安の最低スペック

最低限のスペック

CPUIntel Core i5/Ryzen 5
グラフィックGeForce GTX 1660 Super/Radeon RX 5700
メモリ8GB

最低限ギリギリのスペックになります。

軽量で負荷の掛からないゲームで遊ぶ方にオススメです。

ある程度のスペックは欲しい場合

CPUIntel Core i5/Ryzen 5(8~10世代以降)
グラフィックGeForce RTX 3060/Radeon RX 6600
メモリ16GB

最低スペックとはいえ、多少は性能が欲しい人もいると思います。
上記のスペックがあれば、幅広くゲームができるでしょう。

参考:人気ゲームの最低スペック

人気PCゲームの最低スペックを表にまとめました。

CPU・メモリ・グラフィックの3つの項目の分けています。
参考にどうぞ

アクションゲーム

CPUメモリグラフィック
モンスターハンターワイルズIntel corei5-10600
Intel corei3-12100F
AMD Ryzen 5-3600
16GBGeForce® GTX 1660 Super(VRAM 6GB)
AMD Radeon™ RX 5600 XT(VRAM 6GB)
ホグワーツレガシー Intel Core i5-6600 (3.3Ghz) or AMD Ryzen 5 1400 (3.2Ghz) 16 GBGeForce GTX 960 4GB or
AMD Radeon RX 470 4GB
ELDEN RINGINTEL CORE I5-8400 or AMD RYZEN 3 3300X
12 GBNVIDIA GEFORCE GTX 1060 3 GB or AMD RADEON RX 580 4 GB
サイバーパンク2077Core i7-6700 or Ryzen 5 160012 GBGeForce GTX 1060 6GB or
Radeon RX 580 8GB or Arc A380
黒神話:悟空Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 160016 GBNVIDIA GeForce GTX 1060 6GB / AMD Radeon RX 580 8GB

FPS系ゲーム

cpuメモリグラフィック
valorantIntel Core 2 Duo E8400 (Intel), Athlon 200GE (AMD)4GBIntel HD 4000, Radeon R5 200
Counter-Strike 24つのハードウェアCPUスレッド-インテル® Core™ i5 750以上8 GBビデオカードは1GB以上で、Shader Model 5.0をサポートするDirectX 11に対応している必要があります。
apexAMD FX 4350 or Equivalent, Intel Core i3 6300 or Equivalent 6 GB RAMAMD Radeon™ HD 7730, NVIDIA GeForce® GT 640
PUBG: BATTLEGROUNDSIntel Core i5-4430 / AMD FX-6300
8 GB NVIDIA GeForce GTX 960 2GB / AMD Radeon R7 370 2GB
オーバーウォッチ® 2 Intel® Core™i3またはAMD Phenom™ X3 86506 GBNVIDIA®GeForce®GTX600シリーズ、AMDRadeon™HD7000シリーズ
Call of Duty®: Black Ops 6AMD Ryzen™ 5 1400またはIntel® Core™ i5-66008 GBAMD Radeon™ RX 470, NVIDIA® GeForce® GTX 960またはIntel® Arc™ A580

協力プレイゲーム

cpuメモリグラフィック
FINAL FANTASY XIV OnlineIntel® Core™i7-7700 以上8 GBNVIDIA GeForce GTX 970以上, AMD Radeon RX 480以上
スローン・アンド・リバティ Intel Core i5-65008 GBNVIDIA Geforce GTX960
Tower of FantasyIntel Core i5 or equivalent8 GBNVIDIA GeForce GT 1030
ARK: Survival AscendedAMD Ryzen 5 2600X, Intel Core i7-6800K16 GBAMD Radeon RX 5600 XT, NVIDIA GeForce 1080
Once Human Intel Core i5-44608 GBNvidia GTX 750ti 4G / AMD Radeon RX550

どのゲームも快適に遊ぶにはミドルスペックを選びたい

快適に遊びたいなら高性能がオススメ!

最低スペックはプレイ出来るゲームに限りがあります。

フレームレートが低いなど快適性にも欠ける場面があり、
コスパが良い買い物かは疑問が残ります。

ゲーミングPCは何年にも渡って使用するので、
「やっぱりもう少し性能を上げた方が…」と買ってから後悔が残ると精神的にきついです。

最低スペックにオンラインゲームはつらい

他プレイヤーと関わるようなオンラインゲームは、
性能が低い環境ではつらくなります。

特に対戦系のゲームでは実力面以外の、PCスペックだけで負ける可能性があります。
FPS・MMORPG・格闘ゲーム・スポーツなどのゲームはつらい環境です。

コンマ何秒の差で勝敗が決まることも多く、
安定したゲーム環境にはミドルスペックPCが欲しい所です。

ミドルスペックPCを安く買う

BTOショップセールを駆使するとミドルスペックPCでも安く購入できます。
商品選択やタイミングが上手くいけば、最低スペック並みの価格で手に入ります。

BTO

BTO(build to order)は受注販売の形式のことです。
ゲーミングPCのパーツ構成をカスタマイズして購入できるのが魅力です。

特定のパーツだけの性能を下げて購入できるので価格を下げられます。
例えば「ストレージを1TB→500GBに下げる」「メモリを16GB→8GBにする」など。

セールは狙い目

BTOショップやPCメーカーでは頻繁にセールを行っています。
2万3万と安くなるのでオススメです。

季節のイベント事の時期には確定でセールします。
ショップごとの独自セールも随時行っているので、一度BTOショップを覗いてみるのもいいと思います。

まとめ

ゲーミングPCの最低スペックは本体価格と電気代が安いメリットがあります。
快適性はゲームによっては辛い場面があるかもしれません。

最低限欲しい性能

  • CPU: Core i5/Ryzen5
  • グラフィック: GTX 1660 Super/Radeon RX 5700
  • メモリ16GB

ゲーミングPCは可能な限り性能を高くしたいので、
予算と性能を考えながら自分に合う商品を選びましょう。

価格の安いゲーミングPCを探していませんか?

ゲーミングPCの価格は高い、とはいえ安いPCを選ぶと性能も低くなるので悩ましい所だと思います。
グラフィックボードやCPUなどチェックするべき箇所も多くゲーミングPC選びは大変です。

そこで、価格が安いながらも性能が良いゲーミングPCを2つ紹介します。
価格の安いゲーミングPCを探している方は参考にどうぞ。

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