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【長く使いたい人必見】ゲーミングPCは何年もつ?長持ちさせるコツ

2024年11月9日

この記事で分かること

  • ゲーミングPCは何年使える?
  • PCの寿命が近い時の症状
  • PCを長持ちさせるコツ

「ゲーミングPCは何年使えるの?」
高い買い物だからこそ気になる疑問でしょう。

故障などが起きやすくなる物理的な限界と、
性能的に買い替えた方がいいタイミングがあります。

しかし、使い方次第でゲーミングPCの寿命は短くも長くもなり得ます。
普段からの使用状況を見直すだけで長く使用することも出来るでしょう。

この記事では、ゲーミングPCは何年持つ?について解説しながら、
長く快適に使い続けるコツも紹介したいと思います。

ゲーミングPCは何年もつ?

ゲーミングPCは何年使える?

ゲーミングPCは約3~7年使用できます。

ゲームの頻度が少ない場合や、軽めのゲームをするなら長く使用できます。
一方で負荷の大きいゲームをプレイしていたり、
編集作業などゲーム以外でも長時間使用しているとパーツの劣化が激しくなるでしょう。

5年程度持てばいい方だと思います。

使える期限は2パターンある

機器の寿命

ゲーミングPCのパーツが劣化し、故障や不具合が発生しやすくなります。

PC全体が寿命を迎えるより、パーツごとに寿命がきます。

特に電源ユニット冷却ファンは消耗しやすいです。
他のパーツよりも早めに限界を迎える可能性が高いでしょう。

どこかのパーツが寿命を迎えても放置していると、他のパーツへも悪影響が生じます。
そのため、寿命が近くなったらパーツ交換か、PCの買い替えがオススメです。

PCから異音が聞こえたり、
調子が悪くなり始めたら寿命が近いかもしれません。

性能の限界

購入してから数年経つと、ゲームの快適さが無くなるタイミングが来ます。
PC自体は普通に動きますが、最新のゲームを遊ぶには物足りなくなります。

ゲーミングPCとPCゲームの進化は著しいです。
現在は最新の性能だったとしても、
次から次へと世代が新しくなり、だんだん性能が足りなくなってきます。

常に快適にゲームしたい人は性能の限界は早く訪れると思います。

使い方でも変わる「使える期間」

最高の環境で遊びたい人

常に高フレームレートや4Kでのゲーム環境を考えると、
最新のグラフィックボード(GPU)が必要でしょう。

性能的な限界がすぐ来るので、ゲーミングPCを使えるのは3年~4年程度になります。

色んな最新ゲームを最高クオリティで遊んでいきたい人だと、
使える期間は相当短めになるでしょう。

中画質で大丈夫な人

完璧なゲーム環境じゃなくても大丈夫な人は、
ある程度長くゲーミングPCを使用できるでしょう。

機器の寿命を迎えるまで使用できることが多く、5年ほどは使えると思います。

低画質や軽量ゲームで十分な人

負荷の掛からない軽量ゲームをメインに遊ぶ人は、
長くゲーミングPCを使用し続けられます。

6~7年は現役で使えるでしょう。

製品の運が良ければ10年近く使えることもありそうです。

ゲーミングPCの寿命が近づくと起こる症状

製品寿命が近づくと起こる症状

普段とは違う「何か変かも?」と異変が起きる際は寿命が近づいているかもしれません。

あらかじめ異変について知っておけば、トラブルを未然に防げるでしょう。

PCの音が変になる

今までとは違う異音がするようになると、
冷却ファンかGPUファンの寿命が来ているかもしれません。

冷却ファンの故障は、
PC全体の冷却が上手に行えず、全てのパーツ寿命を短くする原因になります。

フリーズ・シャットダウンする

ゲーム中にフリーズやシャットダウンが起きるようになると寿命が近いでしょう。
負荷が掛かった時はこの現象が起きやすくなります。

ただしフリーズやシャットダウンは、
CPU・GPU・メモリ・電源ユニット・マザーボードなど、どのパーツが原因で発生しているのか分からない可能性もあり、慎重にチェックしましょう。

ロード時間や処理時間が長くなる

明らかにロード時間やPCの処理速度が遅くなるのは寿命のサインでしょう。

複数タスクを処理した際の遅さはメモリが原因、
ファイルの読み書きが遅くなる場合はSSDが寿命です。

電源が入らない

電源ユニットが壊れるとPCが起動自体しなくなります。
全てのパーツの電力源でもある電源ユニットは消耗しやすいです。

ゲーミングPCの寿命を短くしてしまう要因

寿命を早める要因

発熱

ゲーミングPCの天敵は発熱です。
PCが発熱し始めるとCPUやマザーボード等にダメージが蓄積してしまいます。

PCが高温状態での長時間ゲームは避けましょう。
夏場は特に温度管理に注意。

PCゲームは負荷が大きいので、どうしても発熱しやすく、
冷却機能を高くしておくと安心です。

ホコリ

ホコリはPCの発熱の原因になります。

特にファン部分にはホコリが溜まり、熱がこもりやすくなります。
上手な排熱が出来なくなり、結果PCが発熱してしまいます。

ゲーミングPCを使い始めて半年くらい使用すると、
いつの間にかホコリが溜まっているので気を付けましょう。

機械ものは運も左右する

大事にPCを使用していても、
運が悪いと寿命が短い事があります。

「性能は高くないのに寿命が長かった」
「高性能なのにすぐ壊れた」
といった、当たりハズレがあります。

PCはパーツが多いので、
どこかのパーツがハズレを引く可能性もあるでしょう。

長く使うコツ

寿命を早める要因

ゲーミングPCを少しでも長く使う為のコツを紹介します。

PCのホコリを定期的に取る

ゲーミングPC内部に溜まったホコリは定期的に取るようにしましょう。
3ヶ月~半年に一回が目安です。

掃除機やエアダスターを使うのがオススメ。
CPUファン・GPUファン・電源ユニットは要チェックです。

床置きはホコリが溜まりやすいので、
デスク上にゲーミングPCを置く方法もオススメ。

PCの通気性を良くする

ぎちぎちの狭い場所にゲーミングPCを置いていませんか?
通気性の悪い場所は排熱が上手に行えません。

風通しの良い場所や、物が少ない場所がオススメ。
壁から10cm~30cm程はスペースを空けるようにしましょう。

ゲーミングPCの通気口を塞ぐことだけはしないように。

頻繫に電源をオンオフしない

PCは起動時の負担がとても大きいです。
シャットダウンとスリープ機能上手に使い分けましょう。

1~2時間の不使用はスリープ、
3時間以上の不使用はシャットダウンがおすすめ。

電源ケーブルを抜くのは数日~1週間など、
長期間の不使用のタイミングだけにしましょう。

調子が悪いパーツは交換する

PCパーツの調子が悪い状況を放置すると、
他のパーツにも悪影響が生じてしまいます。

ゲーミングPCの不調を感じたら、早めにチェックして、
状況に応じて交換や修理をしましょう。

いらないデータは削除

不要で使っていないデータもPCへの負担になっています。
特にPC起動と同時に動き出すソフトはPCをより稼働させてしまいます。

単純にPC動作が重くなる可能性もあるので、
不要なデータとソフトは削除しましょう。

デスクトップPCを選ぶ

ノートPCは排熱機能が弱く、PCの寿命が短くなりやすいです。
また、パーツの調子悪くても簡単には交換できないデメリットがあります。

よほどの理由が無い限りデスクトップPCを選びましょう。

スペックに合うゲームをやる

推奨されるスペックより低いスペックでゲームすると、
PCは処理するために最大の力で稼働します。
常に負荷が掛かっている状態になり、PCの寿命は短くなってしまいます。

負荷の大きいゲームをプレイする際は、
フレームレートや解像度設定を下げ、スペックに合う環境にしましょう。

ゲーム以外の用途には別のPCを使う

ゲーム以外の用途でもPCは消耗していきます。

ゲーミングPCをゲーム用として長く使うには、
仕事や趣味用は2台目を用意して使い分けるのがオススメ。

最新のハイスペックPCを購入する

ハイスペックPCは高品質な電源ユニットと冷却ファンにより排熱環境が優れています。そのため、PCが劣悪な環境にさらされる割合は格段に下がります。

また、最新世代のPCなら性能的にきつくなるまでの期間が長くなり、
機器の寿命が来るまで現役で使える可能性が高いでしょう。

まとめ

ゲーミングPCの寿命は3年~7年です。

PCの寿命には故障などの機器の寿命、
性能的に限界が来た寿命の2種類があります。

熱とホコリはPCの寿命を短くしてしまうので注意しましょう。

ゲーミングPCの寿命が近づくと、
PCの異音、フリーズ、突然シャットダウン等が発生します。

ゲーミングPCを使い始めてから5年ほど経過したら、
買い替えを検討してみてみるのがオススメです。

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