ゲーミングキーボードの軸とは？特徴の違い・初心者向けの軸は？

ゲーミングキーボードを見ると「軸」という用語が良く出てきます。
「軸って何？」「軸で何が違うの？」と疑問に感じるでしょう。

この記事では、ゲーミングキーボードの軸を解説します。

ここで分かること

• 軸による違い
• 各軸の特徴
• 初心者向きの軸は？

ゲーミングキーボードの軸とは？

キーボードはメンブレン式、パンタグラフ式、メカニカル等の種類があります。

中でもゲームに適しているのがメカニカルキーボードです。
打鍵感が良く、反応速度が速いのが特徴です。

メカニカルキーボードは軸で種類分けしている

メカニカルキーボードにおける特徴の違いは軸で表しています。
「赤軸」「青軸」のように色で分類されています。

軸による違い

では軸によって何が変わるのでしょうか？

軸で変わるポイントは5つです。

• 打鍵感
• アクチュエーションポイント
• キーストローク
• 押下圧
• 音の大きさ

軸の違いで使い心地が変わります。

打鍵感

打鍵感はキーを押す指の感覚です。
キーストローク・押下圧・音の大きさで打鍵感が異なります。

自分に合う軸を選べれば、ミスのない操作と疲れにくい環境が整います。

アクチュエーションポイント

アクチュエーションポイントとは入力タイミングのことです。

この数値が浅めに設定されてるほど速く入力が可能になります。

速い入力が必要なFPS等の対人ゲームにおいて、
アクチュエーションポイントは重要です。

キーストローク

キーの底までの長さです。（キーの深さ）

浅い・深いそれぞれメリット、デメリットがあります。
・キーストロークが深いと誤入力は少ないが疲れやすい。
・浅いと速い入力が可能だが、入力の感覚が無く、入力ミスが発生しやすい。

ゲーミングキーボードでは速い入力が求められるので、
浅めに設定されているキーボードが多いです。

押下圧

キーを押すのに必要な力です。
数字が小さいほど軽く、数字が大きいと力が必要になります。

音の大きさ

軸が変わると音の大きさも変化します。

音があると入力をしている感覚がありますが、
音が大きいとゲーム音の邪魔になってしまう可能性があります。

軸の種類

赤軸

標準的で扱いやすい軸です。初心者にオススメ！
軽い感覚で、滑らかにキーを打っていけます。

人気の軸で、どこのメーカーでも赤軸キーボードはあります。

キーを押している感覚は無いので、
打鍵感が欲しいなら茶軸や青軸にしましょう。

ピンク軸

赤軸に静音性が追加された軸です。
音を立てたくない人向け。

キーのカチャカチャという音が小さいので、
ボイスチャットで音を拾いたくない場合や、配信をしたい人に恩恵があるでしょう。

青軸

クリック感と「カチャ」という音が特徴的な軸。

確かなキーの感触と音があるので、
入力する操作感が欲しい人にオススメの軸です。

ただし、音は大きいのでボイスチャットには不向きです。

茶軸

茶軸は打鍵感がある軸です。初心者にオススメ。

赤軸と青軸の中間の感覚で、
キーを押す感覚はありながら音が静かな軸になっています。

赤軸だと軽いのでミスタッチや、物足りなく感じる場合もあります。
茶軸は程よい押し感覚で、正確に入力できます。

銀軸

入力タイミング（アクチュエーションポイント）が浅く、反応速度が速い軸です。
オンライン対戦で勝ちたい人に人気があり、最もFPSに適した軸です。

他の軸は入力タイミングが約2mmですが、銀軸は1.2mmです。

押し込みが浅くていいので、とにかく速く動きたいゲームで重宝します。
また、軽いタッチで反応するので疲れにくいのもメリットでしょう。

黒軸

押下圧が強く、キー入力に力が必要な軸です。

クリック感を感じつつも、音は静かです。（音が静かな青軸の感覚）

初心者は「赤軸」「茶軸」「銀軸」がオススメ

赤軸と茶軸はスムーズなキー入力が出来ます。
クセがなく初めてのゲーミングキーボード向きです。

赤軸と茶軸は万能なので、PCの普段使いにも適しています。

オンライン対戦系のゲームメインの人は銀軸にしましょう。

「青軸」や「黒軸」はクセがあるので、合わない人も一定数います。
まずは赤軸か茶軸を触ってみて、感覚的に物足りないなら青軸や黒軸を考えるといいでしょう。

まとめ

ゲーミングキーボードの軸によって打鍵感、音、反応速度が違います。

初心者の人は「赤軸」「茶軸」「銀軸」がオススメです。

• 滑らかに入力したいなら赤軸
• 打鍵感がある程度欲しいなら茶軸
• オンライン対戦で勝ちたいなら銀軸