大画面のゲーミングモニターは、ゲームを迫力のある映像で楽しめるようになります。
でもどうなの?便利なの?と疑問に感じている人もいるでしょう。
この記事では、大画面ゲーミングモニターのメリット・デメリットを解説します。
ゲーミングモニターのサイズ選びの参考にしてみてください。
大画面ゲーミングモニターってどうなの?

大画面ゲーミングモニターとは
大画面ゲーミングモニターは迫力のある映像を楽しめるようになります。
細かな描写まで鮮明に映るので、没入感の高いゲーム体験が可能になるでしょう。
一般的には30インチ以上が大画面ゲーミングモニターと言われています。
4K等の高解像度と相性が良く、
画質の良いゲーム環境が欲しい人にも適しているのが大画面のゲーミングモニターです。
メリット

大画面のゲーム環境はどんなメリットがあるのでしょうか?
メリットは3つ挙げられます。
- 大迫力でゲームできる
- 鮮明な映像を楽しめる(4Kと相性が良い)
- PCのマルチタスクが便利
大迫力でゲームできる
大画面ゲーミングモニターは映像の迫力が増し、ゲームの世界観に入り込めます。
今まで以上に没入感の高いゲーム環境ができるでしょう。
RPG、レース、シミュレーション等のゲームを楽しむにはもってこいです。
鮮明な映像を楽しめる
大画面なら今まで見えなかった、細かくて小さい描写まで見えるようになります。
映像表現が綺麗なゲームタイトルなら、ゲームの楽しさが増すでしょう。
大画面モニターは4Kとの相性が良いです。
4Kは高精細で、さらに鮮明で美しい映像を楽しめるでしょう。
PCのマルチタスクが便利
画面が大きければ、画面分割してマルチタスクを効率よく行えます。
ゲーム以外でもPCを使用するには便利です。
他にも、大画面なら動画視聴しながらゲームや、
攻略サイトを見ながらのゲームも程よい画面サイズで出来るでしょう。
デメリット
大画面ゲーミングモニターはデメリットが3つあります。
- 価格が高い
- 置くスペースが必要
- 目が疲れやすい
価格が高い
大画面ゲーミングモニターは価格の高い製品が多いです。
30インチ以上だと3万円以上の価格になります。
一般的な24~27インチのモニターは、1万~2万円の価格が多いです。
そのため、普通よりも倍以上の金額が掛かります。
広い置きスペースが必要
大画面になると広い範囲で置くスペースが必要になります。
モニターだけで部屋やデスクを圧迫してしまいます。
PCの場合、キーボードやマウスを操作する範囲も重要です。
マウスを動かせる範囲が狭くなってしまうと、快適にゲーム出来ないでしょう。
目が疲れやすい
長時間のゲームには適していません。
モニター画面が大きくなるにつれ、目を動かす範囲も大きくなります。
動きが激しいゲームでは、色んな場所に目を動かすので疲れやすいでしょう。
特に画面との距離が近い場合は注意。
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大画面ゲーミングモニターは高解像度がおすすめ

30インチ以上のモニターだと、フルHDの解像度では画面の荒さが目立つようになります。
画面のドットが見えてしまったり、文字が見えにくくなります。
そのため、大画面ゲーミングモニターを買うなら解像度が高い製品を選ぶようにしましょう。
4KまたはWQHDがおすすめです。
4Kは大画面と相性が良い
4Kはくっきりした映像で、綺麗な映像表現になります。
細かい部分まで鮮明に映り、色彩表現も豊かにゲームできます。
(40インチ以上のモニターでは4Kが主流です。)
4K特有の文字サイズの影響が少なくなる
4Kは文字が小さくなってしまう特徴があります。
大画面のモニターなら文字が小さくなっても影響が少なく、
丁度良い文字サイズで読めるようになります。
逆に言えば4Kでゲームをするなら大画面ゲーミングモニターにした方が良いです。
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WQHDはコスパが良い
32インチや34インチモニターでは、WQHD解像度もオススメです。
- PCやゲーム機への負荷が少ない
- フレームレートと解像度を両立
- 4Kより価格が安い
4KはPC(ゲーム機)への負荷が大きくなります。
高い解像度と引き換えにフレームレートが低くなります。
また、性能の低いゲーミングPCでは動作が安定しない可能性もあります。
そこでオススメなのが「WQHD」です。
WQHDは、4KとフルHDの間の解像度になります。
4Kほどの負荷は掛からず、解像度の高さとフレームレートとの両立が可能になります。
価格も4Kよりは抑えめでコスパにも優れます。
高画質と滑らかな映像のバランスが欲しい人にオススメです。
具体的なおすすめゲーミングモニターは下記の記事で紹介しています。
参考にしてみてください。
おすすめのゲーミングモニター
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対戦ゲームで勝つなら大画面ゲーミングモニターは避けよう

対戦ゲームをプレイする場合、
大画面モニターはデメリットが目立つようになります。
- 画面が視野に収まらない
- 解像度が高いとフレームレートが低くなる
画面が視野に収まらない
大画面ゲーミングモニターは画面全体が一目で見れません。
そのため、敵を見逃したり、状況把握に時間が掛かるようになります。
対戦ゲームでは瞬時の判断遅れが負けにつながるので、
大画面ゲーミングモニターは厳しい環境になるでしょう。
解像度が高いとフレームレートが低くなる
大画面モニターを活かすには解像度を高める必要があります。
しかし、解像度が高くなるとPC(ゲーム機)への負荷が大きくなります。
負荷が大きい結果としてフレームレートが低くなってしまいます。
フレームレートは1秒間に映す画像の数のこと。
この数値が高いほど滑らかな映像になります。
対戦ゲームではフレームレートの高さで勝敗に響きます。
ゲーミングPCでは144fps以上のフレームレートが最低でも欲しいところです。
4K解像度のモニターは60fps程のフレームレートが現実的になります。
(ハイスペックPCはもう少し高くなる)
対戦ゲームなら大きくないモニターがおすすめ

FPS等の対戦ゲームで勝率を上げるなら、
24~27インチの一般的なゲーミングモニターがおすすめです。
- 画面全体が視野に収まる
- フルHD解像度と相性が良い
24~27インチモニターは、フルHD解像度でも荒さは気になりません。
フルHDはPC(ゲーム機)への負荷が小さく、高フレームレートが実現します。
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まとめ
大画面のゲーミングモニターは没入感のあるゲーム環境ができます。
大迫力、鮮明な映像、4Kと相性が良い等のメリットがあります。
デメリットは価格が高い、広い置きスペースが必要、目が疲れやすいが挙げられます。
※FPS等の対戦ゲームは大画面との相性が良くありません。
- 高解像度だとフレームレートが高くできない
- 視野に画面が収まらず判断が遅れやすくなる
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