PRを含みます

【目安】ゲーミングPCのCPUはどのくらいの性能で選ぶべき?

2024年11月22日

ここで分かるCPUの性能目安

  • Intel/Ryzenの性能
  • 世代
  • コア、スレッド数
  • クロック数

PCゲームではCPU性能が快適性を左右します。
しかし、性能をどうすればいいのか決めかねている方もいると思います。

ここでは、ゲーミングPCのCPU性能の目安を知りたい方向けに、
どのくらいの性能がいいのか解説します。

ゲーミングPCにおけるCPUの役割

ゲーミングPCにおけるCPUの役割

まずはCPUについて確認しましょう。

CPUはPC全体の処理を行うパーツです。
人間で例えると脳にあたる役割になります。

ゲームでは敵や味方のAI制御、ゲームエンジンの処理、物体の動き(物理演算)、マップやアイテムの読み込みなど、ゲームの基礎部分の処理を担当しています。

性能の良いCPUであれば読み込みが速く、ロード時間の短縮を期待できるでしょう。

CPUの重要度

CPUはゲーミングPCのパーツの中で、どれほど重要なパーツなのでしょうか?

分かりやすく順位付けすると以下のようになります。

  • グラフィックボード
  • CPU
  • メモリ
  • ストレージ(SSD)
  • 電源ユニット/冷却ファン
  • 周辺機器

CPUはグラフィックボードに次ぐ優先すべきパーツになります。
ゲーム環境に直結するので、低性能は避けたいところです。

ゲーミングPCのCPUはどのくらいの性能で購入するべき?

ゲーミングPCのCPUはどのくらいの性能で購入するべき?

ではゲーミングPCのCPUはどのくらいの性能がいいのでしょうか?

具体的にどの性能がいいのか解説していきます。

CPU性能で見るべき項目

・メーカー
・世代
・コア、スレッド数
・クロック周波数

世代、コアスレッド数、クロックすべての要素がCPU性能を左右します。

インテルとAMDどっちにするかを決める

現在ゲーミングPC市場のCPUはIntel core i(インテル)とRyzen(AMD)の2種類があります。
特徴は違うので適切なメーカーを選びましょう。

簡単にまとめると以下のようになります。

  • Intel core i:パフォーマンスが高い。少しでも優れたゲーム環境が欲しい方向け。
  • Ryzen:価格が安い。マルチタスク性能に優れ、動画編集等も得意。

Intel

  • シングルコア性能が強い
  • 高クロック
  • 価格が高い
  • 消費電力と発熱が大きい

シングルコアの方がゲームには強く、対戦型のオンラインゲームでフレームレートを重視したい時に適しています。高クロックにより処理速度の速さも魅力です。

(コアとクロック性能は後述します)

ゲームのクオリティを高くしたいならこっち

しかし価格が高くなりがちで、core i7以上の最新世代になると価格の高さが顕著になります。CPU以外のパーツを含めた最終的なコストは30万近くになってしまうかもしれません。

Ryzen

  • マルチコア性能が強い
  • コスパに優れる
  • 省電力、発熱しづらいモデルが多い

マルチタスクはRyzenが優れています。他の作業もしながらゲームや、録画(配信)をするならRyzenです。
PC用途も考えている人やゲーム配信をしたい人はRyzenにしましょう。

Ryzenの一番の魅力はコスパと省電力です。
Intel coreと同じような性能でも価格が安くなっています。

初心者はRyzenがおすすめ

AMDはコスパと省電力のメリットがあり、満足度が高いCPUです。

ゲームはインテルの方が性能が高いとされていますが、
実際使ってみると最新のRyzen製品はインテル性能と誤差の範囲になっていることが多いです。

オンラインゲームを最高の環境でプレイしたいなら別ですが、
一般的なミドルスペックPCを購入するなら性能の高いAMDが良いです。

2024年にIntelの最新CPUは不具合があった影響もあり、Ryzenが人気になっています。

CPU性能

ではCPU性能を見ていきましょう。

  • Core i3 / Ryzen3:軽量ゲーム向き、性能が低くあまり推奨できない
  • Core i5 / Ryzen5:安定したパフォーマンスでおすすめ
  • Core i7 / Ryzen7以上:ゲームを最高水準で遊ぶなら

Core i5/Ryzen5は多くのゲームを快適に遊べる性能になります。
ゲーミングPC初心者は「5」または「7」を選ぶのが良いでしょう。

ただし、5や7であっても世代が古いとCPU性能が低くなるので注意

世代

目安の性能

コスト抑えめIntel 12世代~/Ryzen5000~
どのゲームも対応できるIntel 13世代~/Ryzen8000前後
ハイスペックIntel 14世代/Ryzen9000台

CPUの世代は出来るだけ最新を選びましょう。
単純に性能自体が向上して、発熱を抑える能力や電力効率も良くなっています。

現在は10世代あたりでも最低限の動作は可能ですが、
将来性を考えると難しいかも。

コア、スレッド数

コアは簡単に言えば「脳」の数です。
コアが多いほど複数の作業を同時並行できるようになります。

スレッドは実際にいくつの作業を処理できるかになります。
1コア1スレッドが基本ですが、1コア2スレッドを行うマルチコアCPUも多くあります。

目安の性能

最低限6コア12スレッド
おすすめ8コア16スレッド
ハイスペック12コア24スレッド
最高峰24コア32スレッド

少なくても6コアだけは超えるようにしましょう。
FPS、TPSジャンルのゲームは6コアあれば足ります。

一般的なPCゲーム全般を考えるなら、8コア16スレッドがおすすめです。
シミュレーションやMMORPG等は高めのスレッド数があると安定した動作になります。

クロック周波数

CPUが1秒間に処理できる回数がクロック周波数です。
〇GHzで記されています。

処理効率、速度に関わるのでクロック数は見ておくべき項目です。

目安の性能

  • 軽量ゲーム:3.5GHz
  • ゲーム全般:4GHz
  • オンラインゲーム:5GHz

多くのゲームでは約4GHzのクロック数があれば安定しています。

オンラインゲームなど、速度重視のゲームを遊ぶなら高クロックを選びましょう。
最新世代のCPUは5GHz前後になっています。

CPU性能の見方

CPUの性能の見方を確認しておきましょう。

「Intel Core i5 14400F」
実際の製品詳細には上記のようになっています。

Corei5 14 400 F
ブランド 世代 型番 追加の特徴

4~5桁の数字は前半が世代、後半部分は型番を表しています。

型番の後ろにアルファベットがある場合があります。
主に使われるものは以下にまとめました。

X高性能モデル
Kオーバークロック可能な高性能モデル
S・T省電力モデル
Fグラフィックボードなし
Hハイエンド(ノートPC)
U・Y省電力(ノートPC)

2つのアルファベットが付いた、複数の特徴持ちのゲーミングPCもあります。

他のパーツもしっかり考えよう

他のパーツもしっかり考えよう

グラフィックボード(GPU)はゲーミングPCにおいて最重要なパーツです。
画像処理を専門に行うパーツで、ゲームの映像出力に関係します。

近年はグラフィック重視のゲームが多く、最新のゲームを遊ぶには性能の高いグラフィックボードが必要になります。

ゲーミングPCはCPU性能が高くても、グラフィックボードの性能が低いとフレームレートが低くなってしまいます。映像もカクカクしたり、遅延が起きやすくなります。

ゲーミングPCは全体のパーツ性能のバランスを考えて購入しましょう。

まとめ

ゲーミングPCのCPUは「Intel Core」と「Ryzen」の2種類から選ぶ。

Core i5/Ryzen5が基準のCPU性能として考えましょう。

世代、コア・スレッド数、クロック周波数が性能を決定づけます。

おすすめのCPU性能

世代:Intelは13世代以上/Ryzenは7000~
コアスレッド数:8コア16スレッド
クロック周波数:4GHz

ゲーミングPCのCPUはゲームの処理速度を決める重要なパーツです。
性能の高いCPUを選びがゲームの満足度を高めてくれます。

ゲーミングPC選びに困っていませんか?

CPU、グラフィック、メモリ、ストレージなど、
注意すべきことが多く、難しいと感じる人もいるでしょう。

また、PCゲームを快適にプレイするには
周辺機器も考える必要があり大変ですよね。

マウスコンピューターの「スターターセット」は、

PCゲームに必要な機器が揃った初心者向けのセット商品です。

PC、モニター、マウス、マウスパッド、
キーボード、ヘッドセット、コントローラー
7点セットで、すぐにゲームを始められます。

3年保証24時間電話サポートがあり、初心者でも安心して利用できます。

マウスコンピューター「スターターセット」の購入はこちら

-cpu