この記事では、ゲーミングPCの電気代を抑える方法10選を紹介します。
ゲーミングPCは電気代が高くなりやすいです。
何も考えずに使用していたら、電気代だけで費用が掛かってしまいます。
この記事を読めば、
ゲーミングPCの電気代を安くする方法が分かります。
日頃からできる簡単な方法もあるので、
知っておくと便利です。
この記事で分かること
- ゲーミングPCの電気代を抑える方法10選
- 電源のつけっぱなしは避けたい
- ゲーミングPCの電気代はいくら?
ゲーミングPCの電気代を抑える方法10選
スリープを活用
PCのスリープ中は省電力で、ほとんど電気代は発生しません。
そのため、少し休憩したい時や、ちょっと席を外す際は、
つけっぱなしにせずスリープすると良いでしょう。
何時間も使わない場合はシャットダウン
ゲーミングPCを長い時間使わない場合は
シャットダウンするようにしましょう。
スリープ中は、ほぼ掛からないとはいえ、
若干の電気代は発生しています。
シャットダウンは電源を落としているので一切電気代は発生しません。
特に、「平日は使用しない」「体調を崩している」等、
何日も使用しないなら、シャットダウンしておきましょう。
画面を暗くする
ディスプレイの明るさを下げるだけで
電気代を抑えることが出来ます。
また、画面の明るさを下げた方が目にも優しいです。
シャットダウンの頻度は減らす
ゲーミングPCは「起動時」と「シャットダウン時」の消費電力が大きいです。
使い終える=PCをシャットダウン
する癖のある人も多いと思います。
ちょっと休憩するだけでシャットダウンしてしまうと、
電気代が高くなります。
2時間以内で復帰する時はスリープにしましょう。
定期的にホコリを除去する
ゲーミングPCにホコリがたくさん溜まっていると、
排熱処理が上手くできず、PC本体が発熱しやすくなります。
発熱しているとPCがより稼働して、電気代が掛かりやすくなるでしょう。
ゲーミングPCを定期的に掃除してホコリを除去すると、
発熱しづらくなり電気代が抑えられます。
PCの排熱環境を整える
ゲーミングPCは発熱するのが良くないので、
排熱環境を整えるのがオススメです。
ゲーミングPCの置き場所は、日光が当たらない場所にしましょう。
うまく排熱するために、周りに物が少ない場所が良いです。
部屋自体も涼しい方が、PCの排熱に向いています。
使用する機器のみ電源を入れる
使用しない周辺機器は電源をoffにすると電気代を抑えられます。
周辺機器に電源が入っているだけでも
余分に電気代は掛かってしまいます。
電源ユニットにこだわる
電源ユニットは、コンセントからの電力を変換して、PCの各パーツに送ります。
電源ユニットの性能が良ければ、
効率よく電力を送れるので、電気代の節約につながります。
80PLUS認証
PCの電源ユニットで、1つの基準になっている規格です。
電源ユニットの
変換効率が80%以上を満たしたものです。
そのため、「80PLUS」表記の電源ユニットは、
ある程度の性能が期待できるでしょう。
ゲーミングPCを選ぶ際は、
電源ユニットは「80PLUS」認証の表記があるものがオススメ。
最新のゲーミングPCを購入
最新のゲーミングPCは省エネ能力が進化してきてます。
そのため、古いPCから最新のゲーミングPCに買い替えるだけでも
電気代を抑えることに繋がります。
性能が低めのゲーミングPCを使う
ゲーミングPCの性能を下げると、電気代を抑えられます。
ゲーミングPCの電気代が高い原因は、各パーツが高性能であることです。
(パーツ性能が高いと、より電力が必要なので電気代は高くなる。)
ゲーミングPCの性能が下がると、ゲーム自体に悪影響がありえます。
性能は下げすぎないように注意しましょう。
電気代を安くするなら、ハイエンドの製品は選ばず、
ミドルスペックのゲーミングPCを選ぶのが良いでしょう。
ローエンドまで性能を下げると、
電気代は抑えられますが、ゲームの快適さに影響があるかも。
ゲーミングPCの電気代
電気代の計算方法
消費電力kW × 使用時間 × 1kWあたりの電力単価
以上がゲーミングPCの電気代の計算方法です。
計算するためには、消費電力はWからkWに変換します。
W数を1,000で割ります。
1kWあたりの電力単価は契約する電力会社によって異なります。
「全国家庭電気製品公正取引協議会」
が定める電力単価の目安は31円です。
以下では31円を電力単価として計算します。
ゲーミングPC1時間の電気代は?
ゲーミングPCは1時間あたり約16円の電気代になります。
電気代の計算式
0.5 × 1 × 31 = 15.5
ゲーミングPCの消費電力は平均的なもので約500Wです。
(製品によって消費電力に差はあります。)
ゲーミングPC1ヶ月の電気代は?
1日5時間のPC使用を毎日続けた場合、
1ヶ月で約2,400円になります。
[16 × 5(時間) × 30(日)= 2,400]
普通のPCの倍以上の電気代
ゲーミングPCは、普通のPCよりも電気代が高いです。
普通のPCは平均で150Wです。
1時間あたり約5円の電気代。
ゲーミングPCは1時間あたり16円です。
単純計算しても、普通のPCより
ゲーミングPCは3倍近くの電気代になります。
モニターも電気代が掛かる
ゲーミングPCの電気代で忘れがちなのが、
モニターの電気代です。
モニターの電力はだいたい30Wです。
1時間あたり0.9円になります。
ゲーミングPCと比べると電気代は高くはありませんが、
使わない時は電源オフにすると節約につながるでしょう。
電源のつけっぱなしはNG
ゲーミングPCの電源つけっぱなしは、そのまま再開できるので便利ですが、
電気代の面で考えると悪手です。
少し間を空けるときはスリープを使い、
数日使わないならシャットダウンと、
PCの機能を使い分けて電気代を抑えるのがオススメ。
まとめ
ゲーミングPCの電気代を抑える方法10選
- スリープを活用
- 何時間も使わないならシャットダウン
- 画面を暗くする
- シャットダウンの頻度を減らす
- 定期的にホコリを除去
- PCの排熱環境を整える
- 使用する機器のみ電源を入れる
- 電源ユニットにこだわる
- 最新のゲーミングPCを購入
- 性能が低めのゲーミングPCを購入する
ゲーミングPCの電気代は1時間で約16円。