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【初心者向け】BTOパソコンとは?普通のPC購入と何が違う?

2025年3月18日

BTOパソコンとは?

ゲーミングPCで「BTOパソコン」「BTOショップ」がありますが、
BTOが何なのか知りたい人もいると思います。

「BTOは普通のPC購入と何が違う?」「自作PCとどっちが良いの?」
BTOについての疑問もあるでしょう。

そこで今回は、BTOについて解説します。

BTOパソコンとは?

BTOパソコンとは?

「BTO」は"Build To Order"の略で、受注生産のことを言います。
注文を受けてから生産し、注文されたパーツ構成でPCを組み立てます。

BTO販売形式のメリットは細かいカスタムが可能な点。

普通のPCメーカーの商品は、既に組まれたPCのため、
「一部のパーツ性能が足りないなぁ」と思うことがあります。
BTOはパーツ構成を指定できるので、満足度の高いゲーミングPCを購入できます。

最近では、BTOの形式で販売するPCメーカーが多いです。

通販が基本

BTOメーカーは通信販売での形式が基本になります。

BTOメーカーの通販サイトで注文を受け、
PCの組み立て、動作確認を行った上で発送されます。

実店舗を構えているBTOメーカーもあります

発送に時間が掛かる

BTOは注文を受けてから生産する関係上、
発送に時間が掛かるケースが多いです。

BTOメーカーで異なりますが、多くは発送に約2~3週間は掛かるでしょう。
パーツ構成によっては1ヶ月~2ヶ月かかる場合も…

BTOのカスタマイズ

BTOのカスタマイズ

BTOの最大の魅力は、カスタマイズ出来ることです。
欲しいパーツを追加したり、特定のソフトは入れないなど、
自分好みのゲーミングPC性能にして購入できます。

カスタムのメリット

・欲しいパーツを追加
・性能をアップグレードできる
・無駄のない性能
・コスパに優れる

PCを探していると、
「この商品、メモリ容量もう少し欲しいなぁ」
「保証期限を長くしたい」と思うことがあります。

BTOでは好きなように性能を上げたり、パーツ追加を指定できます。
「メモリだけ16GBから32GBに変える」
「ケースの色を変える」といった1部分だけのカスタムも可能です。

そのため、自分の理想に近い形でゲーミングPCを購入できるでしょう。

BTOメーカー側が指定したパーツから選択する

カスタムするパーツや機能は、
BTOメーカー側が指定したパーツの中から選択します。

カスタムできる項目

・OS・CPU・CPUクーラー・CPUグリス
・マザーボード・グラフィックボード
・メモリ・ストレージ・電源・ケース
・光学ドライブ・サウンドカード・officeソフト

BTOメーカーによって、カスタム可能な範囲は異なります。

ほとんど全てをカスタム出来るBTOショップや、
マウス、キーボード、モニター等の周辺機器を追加できるBTOショップも存在します。

パーツごとの細かい指定までは出来ない

CPUクーラーのメーカー(製品)や、
電源ユニットのメーカーといった、
パーツごとの細かい指定までは出来ません。

特定のメーカーや、パーツ毎にこだわりの製品がある場合は、
自作PCで作った方が良いでしょう。

カスタムのおすすめは「ストレージ」「電源」「CPUクーラー」

カスタムのおすすめは「ストレージ」「電源」「CPUクーラー」

BTOでカスタム出来る項目はとても多いですが、
優先して考えたいパーツがあります。

  • ストレージ
  • 電源
  • CPUクーラー

上記3つは、PCの環境にも影響しやすいので、カスタム項目はチェックしましょう。

ゲーミングPCの見た目もこだわるなら、ケースの変更もおすすめ。

ストレージ

ゲーミングPCを使用していく中で、足りなくなる筆頭がストレージです。
ゲームデータ、映像画像データ、ソフトなど、多くのデータを保存するので、
用途が多い人ほど、段々ストレージ容量が不足してきます。

500GBだと限界が来るので、1TB(2TB)といった容量にしておくと安心でしょう。

電源

必要な電力が足りていないと、PCの快適性は下がります。
故障しやすくなったり、急に落ちたりするので、
電源は品質の良いものを選択したいところです。

PCの性能に実は影響が大きいパーツなので、
可能ならカスタムしてグレードを上げておくのがオススメ。

CPUクーラー

CPUクーラーの数を増やしたり、大きくすると冷却性能が上がります。
よりPCの発熱を抑える」「静音化」2つのメリットが期待できます。

長時間のゲームが多い場合や、負荷が大きいゲームをプレイする人は、
CPUクーラーの質を上げましょう。

カスタムすると価格は上がる

BTOのカスタムは、パーツを追加したり機能を追加した分だけ価格が上がります。
カスタムしすぎると5万円以上も高くなることも。
(ダウングレードが可能な場合もあります)

カスタムするほどコスパは悪くなるので、
少し足りていない性能を補強するぐらいの、軽いオプション感覚で捉えましょう。

BTOか自作PCか?

BTOか自作PCか?

ゲーミングPCを入手する方法は、
BTO(メーカー)購入するか、自作でPCを作るかの2択があります。

ではどちらが良いのでしょうか?

ゲーミングPC初心者はBTOがオススメ

ゲーミングPC初心者の人は、
保証やサポートを受けられるBTOメーカーでの購入がオススメです。

  • 保証あり
  • 動作確認済み
  • 組み立ててある
  • PCメーカーの安心感
  • サポートで質問が可能

BTOは選択したパーツで、メーカー側が組み立てと動作確認をしてくれるので、
PCが届いたら安心してPCゲームを始められます。

また、ゲーミングPCで予期しない不具合が発生した際、サポートに連絡できます
自然故障なら修理や交換などに対応してくれます。

自作だと、各パーツごとの保証はありますが、
「PCが動かない」というPC全体の不具合には対応してくれません

自作はPCの知識が必要

自作PCは、ネット等で調べながらPCに関する知識を身につける必要があります。
必要な機器、注意事項、PCの組み方など、1から覚えるには時間と手間が掛かります。

自作は部品の質までこだわれる

自作の魅力は、全て自分の思い通りにPCを組める点です。
1つ1つのパーツ品質まで追求したゲーミングPCを作れます。

自作は安く購入できる

BTOは、動作確認、組み立ての人件費、保証が価格に入っています。
自作はこれらの要素が無いので、数万円(約2万円ほどは安くなると考えられます。

知識が無いと高いパーツをつかまされて、
逆にBTO形式の購入よりも価格が高くなる可能性もあります。

自作は動作しない可能性がある

自作でゲーミングPCを組むと、
パーツの不具合、パーツ相性、上手く組めていない等、
何かしらの問題が発生する可能性があります。

トラブルが起きてもサポートが無いので、
自力で解決しないといけないデメリットもあります。

そのため、PCに慣れてなかったり、ゲーミングPCが初めての人が、
いきなり自作PCを組むとなるとハードルが高いでしょう。

推奨の流れ

①ゲーミングPC1台目(初めて)
 BTOショップで購入

     

②1台目のPCを使用しながら、PCの知識を覚えていく。

     

③PCの性能が足りなくなったり製品寿命が近づき2台目を考える。
(1台目購入から5年後あたり)
 ある程度PCに慣れているので、
「BTOで新たなゲーミングPCを購入」または「自作PCで組む」を選択できる。

自作PCは手間と時間が掛かるので、
2台目以降のPCもBTOショップで購入する人は多くいます。

ゲーミングPCのおすすめBTOメーカー

BTOメーカーのおすすめを簡単に紹介します。
ゲーミングPCの通販サイト選びの参考にどうぞ。

マウスコンピューター

標準で3年の保証があるのが魅力。
初心者向けセット商品など、初めてのゲーミングPCにおすすめ。

マウスコンピューター公式サイト

アーク

ハイスペックPCを購入するならオススメ。
カスタムによって、さらに優れたPCに仕上げられます。

アークオンラインストア

MDL.make

コスパに優れたゲーミングPCが多くあるBTOメーカー。
ミドルスペック相当のPCを、初心者が手を出しやすい価格で購入できます。

コスパ最強ゲーミングPCなら【MDL.make】

セブン

豊富なカスタム項目があるBTOメーカーです。
自作程ではなくても、可能な限り多くカスタムしたいならオススメ。

パソコンショップSEVEN

最初にメーカーから決めるのは良くない

おすすめのBTOのメーカーを紹介しましたが、
最初からメーカーを絞るのは推奨できません。

「同じ性能でメーカーで金額が違う」
「お得なセールで安い」など、
商品や購入時期によって安く買えるメーカーは変わります。

ゲーミングPCは結局のところ性能が重要

ゲーミングPCは結局のところ性能が重要

ゲーミングPCは色んなメーカーやカスタムの形がありますが、
結局はPCの基本となるパーツ性能がゲーム環境を左右します。

具体的にはCPU・グラフィックボード・メモリ・ストレージを最優先にしましょう。

細かくカスタムするならCPUやグラフィックの性能を上げよう

BTOパソコンはカスタムしなくても性能は十分です。
(逆にカスタム無しで使えなかったら問題)

カスタムで数万円も高くなるなら、
その分をゲームへの影響が大きい「CPU」「グラフィックボード」をアップグレードした方が満足度が高いです。

例えば、予算30万円の場合、
①グラフィック RTX 4060Ti 細かいカスタム
②グラフィック RTX 5070搭載 カスタム無し
このような2択なら、性能が高い②の方がオススメです。

まとめ:ゲーミングPC初心者にはBTOパソコンがおすすめ!

BTOとは受注販売の形式です。
ゲーミングPCをカスタム出来るのが魅力で、自分好みのPC性能で購入できます。

自作でPCを作るより時間と手間をかけず、
コスパ良くゲーミングPCを買えるメリットがあります。

カスタムは便利ですが、基本性能でも十分な性能なので、
軽いオプション感覚で利用するのが良いでしょう。

ゲーミングPCは、おすすめゲーミングPCの記事で
紹介しているので参考にしてみてください。

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