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【デメリット注意!】ミニタワーサイズのゲーミングPCの特徴とは?

2024年12月13日

【小さくて便利】ミニタワーのゲーミングPCのメリットデメリット

デスクトップPCはサイズが大きいと感じます。
しかし、ゲーミングノートPCは性能が落ちる+価格が高いので、
デスクトップPCを選びたい人もいるでしょう。

ミニタワーはゲーミングPCの中ではサイズが小さくてオススメです。

この記事ではミニタワーのメリットデメリットを解説します。

この記事で分かること

  • ミニタワーのサイズと特徴
  • ミニタワーに向いている人

ゲーミングPCのサイズ

ミニタワーはゲーミングPCのサイズの1つであり、小さいサイズのPCになります。

  • ミニタワー  (小さい)
  • ミドルタワー (標準)
  • フルタワー  (大きめ)

ゲーミングPCにはサイズが3種類あります。
大きいサイズほど性能が高くなり、フルタワーが最も性能面では優れています。

しかし、ミドルタワー以上のサイズは大きめなので置けない人もいると思います。

ミニタワーはコンパクトサイズで、置くスペースが限られている人向けです。

ミニタワーのサイズ

ミニタワーのサイズは以下のようになります。

  • 高さ:30~45cm
  • 幅 :15~20cm
  • 奥行:35~45cm

40cm前後の高さと奥行なので、部屋の様々な場所に置くことが出来るでしょう。

ミニタワーの特徴

ミニタワーはどんな特徴があるのでしょうか?

明確なメリットデメリットがミニタワーにはあります。
特にデメリットはゲームにも影響があるので注意。

ミニタワーのメリット

  • サイズが小さい
  • 重量が軽い
  • コスパが良い

ミニタワーのデメリット

  • 冷却性能が低い
  • 拡張性に限界あり
  • 大型パーツは搭載できない

サイズが小さい

ミニタワーの一番の魅力がサイズの小ささです。

ゲーミングPCはサイズが大きくなりがちで、標準とされるミドルタワーでさえ50cmに近いサイズがあります。
ワンルームや狭いデスクなど、どうしても置けない人もいると思います。

ミニタワーは狭い空間でも置けるので、デスク上や棚の一部といった色んな場所に置けます。
ゲームはコントローラーや複数モニター、VRといった周辺機器でデスクが埋まることが多いですが、ミニタワーは邪魔しません。

デスク上に置きやすいのがGOOD

ミドルタワー以上のサイズになると、ゲーミングPCの置き場所がデスク下(床置き)になりやすいです。

しかし、床に近いほどホコリが溜まりやすい場所であり、ホコリが天敵のPCにとって良い場所とは言えません。

デスク上はホコリが少なくて空気の流れが良いので、可能ならゲーミングPCを置きたい場所です。ミニタワーは取り回しがよくて簡単にデスク上に置けます。

重量が軽い

ミニタワーは重量が10kg以下になることが珍しくないです。
(フルタワーの半分くらいの重さ)

軽いので持ち運びがしやすいのも魅力でしょう。

部屋の模様替えや掃除のときに簡単に移動できますね。

コスパが良い

ミニタワーのケースは価格が安めです。

また、PCの各パーツもミニタワーでは高価なものは使われないため、全体的なコストパフォーマンスが良いです。

マザーボードはMicroATXが使われます。これは小型の規格になり、一般的なゲーミングPCに使われるATXマザーボードよりも価格が安くなっています。

近年ではミニタワーながらも高性能なゲーミングPCが出てきています。
ミドルタワーよりもコスパが良い場合もあります。

冷却性能が低い

ミニタワーは冷却性能が低くなりがちです。
その理由はいくつかの要因があります。

  • 大型冷却ファンを搭載できない
  • 冷却ファンの数が限られる
  • 内部のエアフローが弱い
  • パーツ密度が高くて熱がこもる

冷却ファンは大きいサイズほど空気が循環して冷却性が高いですが、ミニタワーは大型の冷却ファンが取り付けできません。
さらに、パーツ同士の距離が近く、熱を外に出すのが難しいPC内部になっています。

ゲームのパフォーマンスが落ちてしまうので、
高性能な冷却ファンにしたり、高性能クーラーを考える必要があります。

ミニタワーは長時間のゲームや、負荷が大きいゲームでは発熱します。

拡張性に限界あり

ミニタワーは拡張性に難ありです。
将来的なアップグレードはそこまで期待できません。

  • 拡張スロットが少ない
  • 複数の拡張カードは難しい
  • アップグレードは厳しい

ミニタワーは一般的に使われるマザーボードの規格「ATX」を小型化した「MicroATX」になっています。

拡張性はマザーボードの規格で決まりますが、MicroATXの拡張性は最低限のものになっています。

  • 拡張スロット →最大4基(PCIe)
  • メモリスロット →2~4基(RAM)
  • M.2スロット →1基(NVMe SSD)
  • SATAポート →4~6本(HDD/SSD)

ATXの半分程度の拡張性なので、拡張カードやパーツの追加は少なくなります。
PCをアップグレードして使っていくのは難しいでしょう。

一部ミニタワーに搭載される、さらに小さいMini-ITXになると、拡張スロット、メモリスロットともに1つしか拡張できないです。

大型パーツは搭載できない

ミニタワーは物理的に大きなパーツが入りません。

ミニタワーが搭載できないパーツ

  • 最新の高性能グラフィックボード
  • 大きいATX電源
  • 大型冷却ファン(CPUクーラー)

ミニタワーは平均的なグラフィックボードは搭載可能ですが、RTX4080のような高性能グラフィックボードは搭載できません。

ハイエンド冷却ファンは非対応なことも多いです。優れた冷却ファンを探すのに苦労するかもしれません。

ミニタワーではハイスペックなゲーム環境は作れないでしょう。

一部のミニタワーでは、ゲーミングPC標準のATX電源が使えず、小型(SFX)電源のことがあります。小型電源は容量が少なく、配線の自由度も低くなってしまいます。

ミニタワー向きの人

ミニタワー向きの人

ミニタワー向きの人はどんな人でしょうか?

  • 置く場所に困っている
  • 性能の低さを許容できる
  • 価格を抑えたい
  • 拡張性を求めていない
  • 長時間はPCゲームしない
  • ライトユーザー

ゲーミングPCを置く場所がない場合はミニタワー向きです。
標準的なサイズのミドルタワーでも大きくは感じます。

ミニタワーは冷却性能と拡張性が低くなりがちですが、許容範囲として考えられる人なら向いています。
拡張性の低さは増設しない人にとってはデメリットになりません。

ライトユーザーや、初心者の人にも向いているでしょう。
PCゲームを遊ぶために必要なスペックは十分に満たしています。

まとめ

ミニタワーのゲーミングPCはコンパクトで便利です。
置く場所に困りそうな人におすすめのデスクトップPCになります。

ミニタワーでも性能の良いPCは多いです。
しかし、フルタワーのように高性能なパーツ構成はできないでしょう。

他のサイズよりも拡張性と冷却性能は低くなるので注意が必要です。

-サイズ/置く場所