この記事の内容
- ミドルタワーの特徴
- メリットデメリット
- ミドルタワーに向いている人
ゲーミングPCで迷いがちなサイズ選び、
どの大きさにするか迷っている方も多いと思います。
中でも、ミドルタワーは大きすぎないサイズと、バランスの取れた性能を両立しています。
ミドルタワーを選んでおけば間違いは少なくオススメです。
初心者の方には特に推奨で、最初のゲーミングPCにぴったりなサイズです。
この記事ではミドルタワーを推奨する理由を解説します。
ゲーミングPCのサイズ
まずはゲーミングPCのサイズについて確認しましょう。
ゲーミングPCのサイズは3種類あります。
- ミニタワー(小さい)
- ミドルタワー(中型サイズ)
- フルタワー(大きい)
ゲーミングPCのサイズは単にサイズ感だけでなく、
冷却性能、拡張性、搭載できるパーツ、価格が異なります。
簡単に言えばサイズが大きくなるほど性能が高くなります。
フルタワーが最も性能が高いですが、サイズが大きくて置くスペースの確保が難しいです。
逆にサイズの小さいミニタワーは、置き場所には困りませんが性能的な限界があり、快適なゲーム環境を作るのは厳しいでしょう。
中型サイズにあたるミドルタワーは、大きすぎない丁度いいサイズと、性能のバランスが取れているサイズです。
ミドルタワーのサイズ
メーカーによってサイズ感に違いがありますが、
ミドルタワーの一般的な目安は以下のようになります。
- 高さ: 約40~50cm
- 幅 : 約20~25cm
- 奥行: 約40~50cm
デスクトップPCで想像できるサイズ感です。
ミドルタワーの特徴

ゲーミングPCのミドルタワーはどんな特徴があるでしょうか?
ミドルタワーの特徴
- 冷却性能が高い
- 十分な拡張性
- 搭載できるパーツが多い
- コスパが良い
- ケースの種類が多い
- フルタワーより性能が劣る
- 置くスペースは必要
- 重めで移動させづらい
- デスク上に置くと圧迫感
冷却性能が高い
ゲーミングPCは高性能なグラフィックやCPUを使用するので発熱しやすいです。
ちゃんとした冷却機能が備わっていないと、ゲームに支障が生じ寿命も短くなってしまいます。
- ファンの風がよく通る
- 内部に熱がこもらない
- 大型ファンを搭載可能
- 簡易水冷クーラーを搭載できる
ミドルタワーは大きめのファンや複数のファンを搭載可能です。
内部スペースが広めで、エアフロー(空気の流れ)が良いのも特徴。
CPUに使われるクーラーは、冷却に優れた簡易水冷クーラーが使用できます。
処理が重いゲームやクリエイティブな作業もこなすなら心強いです。
十分な拡張性
ゲーミングPCを使っていると、後からもっと高性能なパーツに交換や増設をしたくなるパターンはよくあります。
拡張性があれば、パーツ交換しながらPCを使っていけるので、PC自体の買い替えをせずに済ます事も可能です。
ミドルタワーはグラフィックボードや電源のアップグレード、SSDやメモリの増設が安易で、長く使っていけます。
内部スペースに余裕があるので大型のパーツも搭載でき、将来的な対応力はバッチリです。
コスパが良い
ミドルタワーは冷却性能と拡張性がちょうどよく揃い、ゲーミングPCに欲しい機能が標準搭載です。中にはフルタワー並みの高性能なゲーミングPCもあります。
また、みんなが選ぶサイズなので価格競争が激しく、機能が充実していたり価格が安いケースが多いです。
ケースの種類が多い
ミドルタワーは標準的なサイズで人気ということもあって、色々な種類のケースがあります。
- シンプルモデル(機能重視)
- ガラスパネル
- LGB照明搭載
- エアフロー重視型
性能重視のケースや見た目がカッコいいものまで種類が豊富です。
価格が安いシンプルなケースもたくさんあります。
自分好みのゲーミングPCを購入しやすいでしょう。
ある程度の置くスペースは必要
中間のサイズとはいえミドルタワーは場所を取ります。
ミニタワーと比べると設置スペースを確保する必要があります。
高さ50cmのフルタワーに近いサイズもあるので、狭い場所にしか置けずスペースに困っている人には不向きでしょう。
重めで移動させづらい
ミドルタワーは重量が10kg以上になるので、一度置くと移動は大変です。
置く場所によっては、掃除や位置を変えたい時は面倒くさいでしょう。
ミドルタワー向きの人

ミドルタワーは万能サイズですが、特に向いているのはどんな人でしょうか?
ミドルタワー向きの人
- 初めてゲーミングPCを選ぶ
- 王道なスペックで購入したい
- ある程度の拡張性は備えておきたい
- 置く場所がある人
the王道のサイズなので、困ったらミドルタワーにしましょう。
現状分からないけど、念のため拡張性が欲しい人もいると思います。
ミドルタワーは汎用性が高いので、「後々のやりたい」に対応できます。
ミドルタワーPCの置く場所

ミドルタワーにオススメの置く場所を紹介します。
置き方の参考にしてみてください。
デスク上
デスク上はUSBの差込口や電源ボタンが近く扱いやすい位置になります。
ホコリが溜まりづらい場所なので特にオススメの場所です。
注意点は、デスク上のかなりの範囲取ってしまう事と重さです。
デスク上に置く際は、落下のリスクを下げるために、滑り止めマット等を使用しましょう。
床置き
デスク下に置く形で、ミドルタワーの大きさと相性が良い置き方です。デスク回りが自由になり、キーボードやマウスの操作環境が良いです。
床に直接置いてしまうとPCがホコリを吸ってしまうので、多少の高さがあった方がいいです。
ホコリ対策としてPCラックや台を使いましょう。掃除の頻度を多めにするのもコツです。
まとめ
ミドルタワーは丁度いいバランスを持ったサイズです。
初心者からガチゲーマーまで、どんな人にも合う万能さを持っています。
必要な冷却性能と拡張性が備わっており、迷ったらミドルタワーを選んでおけばミスは少ないです。
ミドルケースは種類が豊富で、自分にぴったりなものが見つけやすいです。
ゲーム環境優先にしたい、予算を抑えたい、デザイン性に優れるなど、使い方に応じて選びやすいのが魅力。
ゲーミングPC選びに困っていませんか?
CPU、グラフィック、メモリ、ストレージなど、
注意すべきことが多く、難しいと感じる人もいるでしょう。
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