「ゲーミングPCの大きさはどれくらい?」
「サイズに種類はある?」
と疑問に思っている人もいるでしょう。
ゲーミングPCには主に3種類のサイズがあります。
「フルタワー」「ミドルタワー」「ミニタワー」
それぞれ特徴があり、大きさも異なります。
ここでは、ゲーミングPCのサイズについて解説します。
この記事で分かること
- PCのサイズ種類
- フルタワーについて
- ミドルタワーについて
- ミニタワーについて
これを読めば、自分に合うゲーミングPCのサイズが分かります。
ゲーミングPCの大きさ
ゲーミングPCは製品によってサイズは様々です。
ゲーミングPCのサイズに明確な定義はありません。
販売店やメーカーで、サイズと定義が異なります。
だいたいのサイズ感で「○○タワー」と大きさを表現しています。
サイズの種類
PCのサイズは6種類あります。
- フルタワー
- ミドルタワー
- ミニタワー
- スリム
- キューブ
- 小型PC
ゲーミングPCにおいては、
ミドルタワー、フルタワー、ミニタワーの3種類です。
(一部キューブ型の製品もあります。)
現在では、ミドルとミニが主流になっています。
サイズが小さいと、性能が高いグラフィックボードを搭載できなくなります。
そのため、性能を考えるほど必然的にPCサイズは大きくなるでしょう。
結論としては、ゲーミングPCではミドルタワーがオススメ!
ゲーミングPCのおすすめサイズ
では、ゲーミングPCでは
どのサイズを選ぶのが良いのでしょうか?
「ミドルタワー」「フルタワー」「ミニタワー」
3種類のサイズ一覧です。
サイズ | |
---|---|
フルタワー | 高さ:50~65cm 幅 :25~30cm 奥行:50~65cm |
ミドルタワー | 高さ:40~50cm 幅 :20~25cm 奥行:40~50cm |
ミニタワー | 高さ:35~45cm 幅 :15~20cm 奥行:40~45cm |
以下では3種類のサイズの特徴を解説していきます。
フルタワー
出典:マウスコンピューター
ハイスペックPCに採用されているサイズになります。
全体的なサイズは大きいですが、とても高性能なゲーミングPCです。
フルタワー向きの人
- ハイスペックPCが欲しい
- 多少大きくても大丈夫
- ゲーム環境優先の人
フルタワーは、ゲームの環境が最優先で、快適さを求めている人向きです。
ゲーミングPCの価格も30万円以上する製品が多いです。
ミドルタワー
出典:ARK
ミドルタワーは一般的なゲーミングPCのサイズになります。
製品のラインナップが豊富で、ゲーミングPCを選ぶならオススメのサイズです。
BTOショップでは、カスタマイズもしやすく、
自分好みのゲーミングPCを買えるでしょう。
ミドルタワー向きの人
- サイズはそこまで気にしない
- 平均的なゲーミングPCを求めている
- カスタムしたい
- 多くの選択肢から選びたい
置く場所で困っている場合でない限り、
基本的にはミドルタワーで選ぶのが無難です。
ミニタワー
出典:マウスコンピューター
ミニタワーはサイズが小さいPCです。
ゲーミングPCのサイズでは、一番小さいサイズになります。
モニター後ろ、デスクの上など、色んな場所に置けます。
最近ではミニタワーでも、ミドルタワーと同じような性能のPCが増えており、
省スペースを重視したい人は使いやすいです。
排熱性能と拡張性に注意
ミニタワー内部は密度が高く、発熱しやすい環境です。
発熱の事を考えると、冷却ファンを追加した方が良いかもしれません。
拡張性の面で見ても、ミドルタワーよりは劣ります。
ストレージを追加したくても出来ないパターンも起こりえます。
容量が心配な場合は、初めから容量多めで購入するのもありでしょう。
ミニタワー向きの人
- 小さいサイズにしたい
- 排熱対策が自力で出来るor妥協する
- 拡張する予定はない
コンパクトなサイズが欲しい人は、ミニタワーにしましょう。
サイズが大きいメリット
ゲーミングPCは大きいサイズの方がメリットが多いです。
- 排熱性が高い
- 拡張性あり
- カスタム出来る
排熱性が高い
サイズが大きいPCほど排熱性が高いです。
これは冷却ファンが大きいほど冷却性能が高いため。
また、サイズが大きいと各パーツとの距離も離れているので熱がこもりません。
PCは発熱してしまうと、処理速度の低下が発生します。
長時間ゲームをプレイしていると重くなります。
場合によっては熱暴走を起こす事もあるかもしれません。
拡張性あり
サイズの大きいゲーミングPCは拡張性があります。
メモリ増設やSSD増設ができます。
他にも、音質を向上させるサウンドカード、ネット接続に関するネットワークカードなど、
後から拡張させることが出来ます。
小型の場合、HDDやSSDといったストレージ機器を追加したいとき、追加場所がないかもしれません。
(購入時には拡張性が必要なくても後から欲しくなる可能性もあります。)
カスタム出来る
BTOショップで購入する際、
「ミドルタワー」「フルタワー」はカスタムが自由にできます。
ケースの見た目をカスタマイズしたり、冷却ファンを多めに搭載したり、
カスタム範囲が豊富です。
一方でミニタワーは、カスタム出来る箇所が少ない可能性があります。
細かくカスタムしたいなら、ミドルタワー以上の大きいサイズがおすすめです。
サイズが小さいメリット
- 場所をとらない
- 移動させるのが楽
ミニタワーなど、小さいゲーミングPCは場所をとりません。
置くスペースが狭かったり、一人暮らしで場所を確保できない人もいると思います。
サイズが小さければ、デスクに置いたり、モニター横などの少しのスペースに置けます。
また、持ちやすくて移動させるのが楽です。
ミニタワー以下のサイズは難しい
ミニタワー以下のサイズのPCは、グラフィックボード性能が低くなります。
そのため、小型デスクトップPCを買っても快適さに欠けることも…
ゲーム目的ではミニタワー以下のサイズは避けましょう。
ミニタワーサイズでも難しい人は、
「ゲーミングノートPC」の購入を考えてもいいかもしれません。
ゲーミングノートPCなら、
場所を取らずに性能が良いゲーム環境が実現できるでしょう。
ノートPCは性能の良いグラフィックボード搭載の製品が数多くあります。
まとめ
ゲーミングPCのサイズに明確な定義はなく、
販売店によってサイズは異なります。
ゲーミングPC製品は主に
ミドルタワー、フルタワー、ミニタワーの3種類。
大きいサイズは排熱面とカスタムといったメリットがある。
ミニタワーは小さいので場所を取らずに使える。
基本的にはミドルタワーがおすすめ!
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