ゲーミングPCやPS5のために、4Kモニター/テレビが必要かな?と悩む人は多いでしょう。
4Kは映像が綺麗と言われるけど、
価格が高いので手が出しづらいと思います。
実際、4Kはやるゲームによって向き不向きがあります。
4Kとの相性が悪い人が4Kを買ってしまうと後悔するかもしれません。
この記事ではゲームに4Kは必要かについて解説します。
ここで分かること
- 4Kは必要?
- 4Kがいらない人の特徴
- 4K向きの人は?
- バランスの良いWQHDもある
結論:フルHDで問題ない
結論を言ってしまうと、フルHDで問題ないです。
4Kは解像度が高く、細かくて綺麗な描写が可能です。
しかし、フルHDでも十分なゲームが多いです。
映像クオリティにこだわりたい人には4Kがオススメですが、
「普通にゲーム出来れば」と考えているならコストに見合うかは疑問でしょう。
ゲームに4Kいらない?
4Kとは相性が悪い人もいます。
以下に当てはまる人は、4Kには不向きでしょう。
- 対戦系ゲームがメインの人
- FPSプレイヤー
- 動きが速いゲームを遊ぶ
- 最新ゲームは遊ばない人
- Switchゲームをよく遊ぶ人
- 予算を掛けたくない
- 画面サイズが小さい
4K環境では解像度が高く、フレームレートが低めになります。
オンライン対戦系のゲームを多くプレイする人はフルHD推奨です。
理由は対戦ゲームではフレームレートが最重要なためです。
速さで勝敗が左右される対戦ゲームに4Kは不向きでしょう。
4Kはフレームレートが低い
4Kは解像度が高くなるかわりに、フレームレートが低くなります。
4KはフルHDの4倍の解像度です。
ゲーミングPCやPS5に対しての負荷がとても大きくなります。
そのため、本来は120fps(120Hz)出せる機器でも、4K環境では良くて60fps程度になります。
性能が低いゲーミングPCでは更にフレームレートは下がるでしょう。
PS5で4Kだと、実際は40~50fpsになります。
フレームレートが低いと、カクカクしたりラグを感じるようになります。
速さが求められるゲームでは致命的です。
結局のところ解像度かフレームレートか、どちらを優先させるかになってしまいます。
字が小さくなる
4Kでは字が小さくなる現象が度々発生します。
画面サイズが小さかったりモニター/テレビとの距離が離れていると、
字が見えなくなる可能性があります。
24インチや27インチといったサイズだと、
4Kとの相性は良くないでしょう。
4Kは価格が高い
4Kモニター/テレビは価格が高いです。
安いものでも約4万円以上はするでしょう。
フルHD製品は平均でも2~3万円前後、1万円台の製品も多いです。
4K向きの人は?
4Kモニター/テレビの環境が適している人もいます。
- ソロ用ゲームをプレイする人
- きれいな映像でゲームしたい
- 没入感が欲しい
- 大画面でゲームしたい人
- PS5をよく使う
4Kモニター/テレビは映像クオリティが圧倒的です。
フルHDとの違いが明らかに分かります。
主に対戦系以外の、1人用ゲームをやる人に向いています。
4K向きのゲームジャンル
RPG
アクション(動きが激しくないゲーム)
オープンワールド
シミュレーション
アドベンチャー
映像表現が美しいゲームをやるなら4K環境がオススメです。
高グラフィックゲームを最大限楽しめるでしょう。
ストーリーとグラフィック重視で、
作中で映像が流れるゲームとは相性が良いです。
WQHDもオススメ!
フルHD・4K以外の選択肢としてWQHDがあります。
フルHDと4Kの中間の性能
フルHDと4Kとの間の解像度がWQHDになります。
フルHD・WQHD・4Kの解像度
フルHD | 1920 × 1080 |
WQHD | 2560 × 1440 |
4K | 3840 × 2160 |
高いフレームレートが実現可能
WQHDでは4Kほどの負荷が掛からないので、高いフレームレートを維持できます。
解像度とフレームレートのバランスが良いです。
どちらの性能も欲しい人にオススメ。
まとめ
ゲーム自体はフルHDでも十分に楽しめます。
FPS等の対戦系のゲームで勝ちたいなら4Kは推奨できません。
4Kはフレームレートが低くなります。
一人用のゲームを美しい映像で楽しみたいなら、
4Kはハッキリと分かるレベルで綺麗になるのでオススメです。
解像度とフレームレートが両立できるWQHDもあります。